こだわりの76年77年〜あの頃に戻って聴きたかったAndy Bown〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 先日もブログで若干触れましたが、ショップ廻をしていた頃は、ネットはせいぜいアーティストやアルバムの情報源として活用するぐらいで、実際はショップに行ってアルバムに記載されたクレジットなどを頼りにCDやレコードを購入していました。ですからアルバムを聴く前にそのアーティストのキャリアを知ってしまったら、アルバムを聴くことなく棚に戻していました。ところがyoutubeやApple Musicの充実で状況は一変しました。先入観なしでまず音楽を聴ける環境になり機会損失が激減したのです。そうなんです、今日紹介するアルバムも当時であればまず聴くことができなかったと思います。

 今日の主役はAndy Bown、アルバムは77年にリリースしたら3rdソロアルバムCome Back Romance, All Is Forgivenです。Andy BownはUKのミュージシャンでキャリアのメインは1976年からメンバーであるStatsu Quaです。Statsu Quaはイギリスのメジャーバンドですが、私には殆ど縁のなかったバンドです。Andy Bownは60年代末期にPeter Framptonとバンドをやっていた時期もあったようですが、それでもアルバム購入の決定打にはならなかったと思います。ところがどっこい、ポチッとreturn keyを押した瞬間から聴こえてくる音楽に人生する変わった気がします。まずはGood Enough Reasonから聴いてください。

 おいおい、Status Quoっもこんなにポップでしたっけ?違うよね。喜んでいる暇なくお次の曲はどこかにありそうで、なさそうなタイトルLove Love Loveです。う〜ん86良いね!

 UK産のカントリーロックはAmericanとは一味違います。Too Good To Lastです。

 最後はDrowned In Texas、アルバムでは冒頭に収録されたドラマティックな楽曲です。素晴らしい掘り出し物と出会うことができ、あらためて名曲名盤の旅路はまだまだ続けていけるんだと実感しました。ただこのアルバムをリアルタイムで77年に聴くことができていたら、もっと幸せな気分になれたかもしれませんね。

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