拘りの76年77年〜やっぱりJerry Garciaは凄いや!〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 メジャーアーティストにおいてはほぼブログ内再生不可が多く、先日もRiver Songsで本家Grateful DeadのBlack Muddy Waterが無理だったので当然Jerry Garciaも望み薄だと思っていました。それでも拘りの76年産しかも大好きなアルバムなので、とりあえずトライしたら貼り付けられました。

 そうです、今日はJerry Garciaが76年リリースした三枚目のソロアルバムReflectionsが主役です。Jerry Garciaと言えばGrateful Dead、Grateful Deadと言えば、私のバンド人生の始まりがDeadの楽曲名からとったUncle John's Bandです。それならばさぞかし聴き込んだと皆さん思われることでしょう。あ、いや正直若い頃はそれほど心を注いだバンドではありませんでした。バンドの名付け親はリーダーのY君でしたし、私は主にヴォーカルを担当していましたから、Garciaの特異なヴォーカルは私の目指せるヴォーカルではなかったことも一因かも知れません。それでも70sのアルバムはバンド、ソロ問わず、酒席を気持ち良くさせてくれる必需品でした。特に今日紹介するReflectionsはJerryのキャリアの中でも愛聴盤と呼べるアルバムです。まずはMight As Wellから聴いてください。

 1曲目も次の曲もDead時代から多くの名曲を生み出したRobert Hunterとのコンビ曲です。Robert Hunterさんも2019年に亡くなっていますね。レコーディングにはBob WeirをはじめDeadファミリーやLarry Knechtelなどの一流ミュージシャンが参加しています。2曲目はMission In The Rain、始まりがチョイGeorge Harrisonに似てると思うのは私だけですかね?

 恐らくGrateful Deadの大ファンならDeadをネタに一年やそこいらブログを書けるんじゃないですかね。多くのカテゴリーの音楽を独自の味付けで最高の料理にした本当に気持良いサウンドは、一口や二口で食べきれるものじゃ無いないですよね。次の曲はHank Ballardの曲でTore Up Over Youです。

 最後はアルバム中一番お気に入り、Allen Toussaintの名曲I'll Take A Melodyです。いや〜切なさ半分気持良さ半分みたいな微妙な感覚に落ちていきます。この曲はGarciaの前に1974年、Frankie MIllerがリリースしています。そしてGarciaがDavid Grismanなどと残したBluegrass Musicの数々についてはまたの機会で紹介します。

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