深夜へ沼(Swamp)へ泥沼に | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

親父から爺へ、そしてその先には・・・

 休日の前は若干夜更かし、それも連休前なら尚のことgood musicを探して探検隊、昨晩は沼地を探索していたら、時間が経つのも忘れてしまいました。爺さんゴロゴロどんぶりこ、沼地を彷徨いさあ大変、ケンシロウが出てきて囁いた、お前はもうハマってる!

 という事で、今日は昨夜聴いたSwamp Musicの紹介です。
まずはDoc Kirby & Co./High On Lovin'(1973)です。メンフィス出身のシンガーDoc Kirbyの73年唯一のアルバムです。VividからCD化されたいたとは驚きです。(もちろん入手困難)一曲目からHeavy Swamp全開でいきます。またまた苦手なジャンルについて一言、Swampって日本人に一番馴染みがない、馴染めない、分かりにくいジャンルですかね?私にはとっても興味深いジャンルです。この一曲目も聴いているとJohn Fogertyを連想しちゃうし、何か面白くないですか?

 二曲目はGary St. Clairの71年こちらも唯一のアルバムGary St. ClairからSong For Tomorrowです。このてのスローを聴いちゃうと本当にAmerican Musicの奥深さを感じますね。やっぱりジャンルを決めつけることができなんだよなぁ。

 数年前やっとThomas Jefferson Kayeの70年代のソロアルバムがCD化されましたね。その知る人ぞ知るスワンプ系SSWがバンドとして72年唯一リリースしたのがWhite Cloudです。Elvis Presleyのヴァージョンで有名な曲Hound DogをヴァーカルのJoanne Ventが見事にSwampyに歌ってくれました。

 70年代に二枚のアルバムをリリースしたMallard、どうやらCaptain Beefheart'sThe Magic BandのMagic Bandの面々がイギリスに渡って製作したアルバムのようです。メロウなバラードは私にど真ん中の直球です。そしてAndwellaのDave Lewisの哀愁バラードと同じ香りがしますね。う〜ん堪らん!

 最後は手を替え品を替え、何度も登場するThe Weightです。今回はEric Clapton、Bonnie Raittなどに曲を提供したことで後に注目されたアメリカのアーティストJerry Williamsが70年にメンバーだったHigh Mountain Hoedownのヴァージョンです。最初はえっ?本当にWeightって思いました。サビでようやく理解するほどでした。まあThe BandがSwampyですから沼が泥沼になっても納得ですね。
 でもどうなんですかね、こんな曲を聴き続けて熟睡できるのでしょうか?
always