8ビートが堪らない 〜本当に御免なさい、ご冥福をお祈りします。〜 | 還暦からのMUSIC LIFE ~Peaceful Easy Feeling~

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親父から爺へ、そしてその先には・・・

 「緊急事態」が連呼されるほど言葉が届かなくなっていくような気がする。政治家たちは逃げ惑い、愚かな国民は未だ集う。いい加減腹が立ちます。どれだけ犠牲者がでれば、気がつくのですか?

 今日の8ビートは悪玉コロナの犠牲となったミュージシャンへの哀悼です。

まず、8ビートの曲の中では、間違いなくここ数年間ではヘビロテの一曲です。とりあえず聴きましょう。

Fountains of Wayne / A Road Song (2011)

この名曲中の名曲でベースを弾いているAdam Schlesingerさんが4月1日52歳の若さでコロナウィルスの犠牲となりました。グラミー賞他受賞の偉大なSSWでした。もちろんA Road Songもメンバーと共同で書き上げました。この曲を初めて知ったのはAmericaのカヴァー・アルバム「Back Pages」です。もしアメリカが比較的バンド歴の新しいFountains of Wayneの曲を収録しなければ、このバンドにもこの曲にも出会わなかったかもしれません。Gerry & Deweyありがとう、そしてAdam Schlesingerさん本当にお疲れ様でした。R.I.P.

 そしてもう1人はAlan Merrillさんです。元The Arrows「I Love Rock' n' Roll」(1975)の作者でヘレン・メリルの息子、それぐらいしか正直知識がありませんでした。3月29日、69歳でコロナウィルスによって亡くなりました。追悼で聴いたところ、その音楽性が素晴らしく、また私好みの音楽で驚きました。昨年リリースしたアルバム、Radio Zeroは全曲捨て曲なし、骨太の8ビートを聴かせてくれる名盤です。まだまだ、これからでした。Alanさん、今まで聴きこまずに本当にすみませんでした。これからは、ヘビロテで聴かせて頂きます。 R.I.P.

always