こんにちは。鈴木真奈美です。
今日、ある経営トップの方との
セッションを終え、
ふと思い出したこと。
２０代、私が会社員だった頃、
先輩や同僚と集まれば、
はずかしながら、
会社の悪口が多かったです・・・💦
特にボーナスシーズンは。
「最高益でてるのに、
ボーナスがそれほど変わらない」
「内部留保しすぎだ、ケチだ」
なんて、偉そうに言ってました・・・💦
（↑今思うと、恥ずかしすぎて、
当時の私を、地に埋めたい）
でも、自分が経営者となり、
さらに、経営や行政のトップを
サポートする仕事をするようになり、
その大変さを思い知りました。
トップは、表に言えないこと、
言ってはいけないことがたくさんあります。
言えないことが多いから、
一部だけを見ている人たちから、
理解されなくて、批判されることも多い。
でも、今は、
あの時の社長の気持ちや苦労がわかります。
（まだ一部ですが…）
社員や会社を守るため、
株主や社会に貢献するため、
一生懸命だったんだろうなぁ。
その立場にならないと、
見えない世界があることを、知りました。
組織を背負い、
社会的責任のあるトップは孤独です。
言えないことも多いのです。
特にこういう非常時には、
智慧と経験と情報を総動員し、
全責任をとる覚悟で、
ギリギリのところで、経営／政治判断をされています。
苦渋の決断も少なくありません。
それを、メディアが一部だけを切り取り、
コメンテーターが、
批判したり、
上から目線でコメントする姿を見ると、
とても寂しい思いがします。
「いや、あなたの言ってる以上に、
トップはとっくに、準備している
（でも、まだ言えないだけだ）から・・・」
「一部だけ見て、批評しないでほしい！」
と、心のなかで、
コメンテーターに突っ込むことも多いです。
特に、こういう非常時、
適当なことをしようというトップは、
ほとんどいません。
リーダーシップの発揮の仕方は違っても、
みんな、それぞれの立場から、
ベストになるよう、必死です。
それがわかるからこそ・・・
たとえ、理解できない判断であっても、
一生懸命な姿は、応援したいと思う。
ピラミッドのふもとにいて、
トップの悪口を言うのは簡単です。
外野から、無責任に、
あれこれいうのも、楽なことです。
だからこそ、
私は、応援する人でありたい。
日本で、世界で、
がんばっていらっしゃる、
すべての方々へ、感謝と敬意を贈ります。
最後に、
こういう非常時、
医療従事者の方を始め、
懸命に、それぞれの場所で、
お仕事してくださっている方々のお陰で、
日常が成り立っていること、心から感謝です。
それぞれの場所で、
ベストの今を、ベストの明日を、
刻んでいきたい。
真奈美
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