憎むのではなく、許すということ | 鈴木真奈美オフィシャルブログ「自分磨きはもう卒業!がんばらずに、幸運を引き寄せる方法」Powered by Ameba

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誰もが、才能と使命を持って、幸せになるために生まれてきました。あなたは、そのままで大丈夫。心があたたかくなるメッセージをお届けします。いつも読んでくださる皆様に、心から感謝です(自分らしく生きる、自分磨き、自分軸、宇宙の法則、引き寄せの法則、コーチング等)

 

 

こんにちは。鈴木真奈美です。

 

 

ルワンダの内戦で起きた大量虐殺。

 

家族を殺されつつも、小さなバスルームに隠れ、唯一生き残った方のインタビューを、以前読んだことがあります。

 

 

「自分の家族を殺されたことは、本当に辛くて、苦悩で心がいっぱいだった。

 

それでも、相手を憎むのではなく許そうと決めた。

 

憎しみは憎しみしか生まないし、憎しみや怒りは、自分自身をだめにしてしまうと感じたから。

 

私は自分の体験や思いを伝えていきたい」

 

 

「愛する人を失うことは、大きな打撃となってしまう。

 

しかも、それが寿命ではなく、むごい殺されかたであれば、なおさらだ。」

 

(記憶が曖昧ですが、このような表現だったかと思います)

 

=========

 

 

このレベルでは全くありませんが・・・・

 

ここしばらく「許し」について、考える機会がありました。

 

 

ショパンが天国に還りました 

 

ショパンにもう会えない

 

 

 

先日、ショパンの主治医が、自宅に来てくださいました。

 

朝、元気だったショパンが、たった半日で、亡くなってしまった理由をお聴きしたかったのです。

 

責めるわけではなく、真実が知りたい。

 

それだけでした。

 

 

医師の弟(拓)も帰ってきてくれ、一緒に、主治医の話をお聴きしました。

 

 

当初は、「ベストは尽くした」ということでしたが・・・

 

拓が、医学的に話を進めていくと、

医療ミスということがわかりました。

 

犬には強すぎる注射だったそう。

 

最期の注射直後に、ショパンは息を引き取りました。

 

しかも、夜、その医師は、飲酒して、治療したそう。

 

 

言葉を失うほどの衝撃でした.......

 

ただ、人間なら、医師免許剥奪になるであろう事実も、正直に認め、謝罪してくださいました。

 

 

「あの優しかったショパンが、何をしたのだろう・・・」

 

「どうして、夏バテくらいで、病院に連れて行ってしまったんだろう・・・」

 

 

そう思うと、気持ちのやり場がなく、私は声を立てて、泣き崩れました。

 

事実を知っても、悲しみが和らぐことはありませんでした。

 

私には子供がいないので、

ショパンは、家族であり、子供であり、

何より愛おしい存在でした。

 

 

正直、今もまだ、主治医に対し、想うところが全くないといえば嘘になりますが・・・・

 

それでも、何をしても、ショパンはもう返ってきません。

 

 

 

 

私たちにできたのは、ただ、事実を明らかにし、真実を知ること。

 

そして、今後、

ショパンのような悲劇に遭う犬が出ないよう、

非は認めていただくこと。

 

病院名を公表して批判したり、

裁判を起こしたりして、これ以上、事を荒立てるつもりはありません。

 

 

人は失敗する生き物です。

 

 

これまで私自身も、

数え切れなくらいの失敗を重ねてきましたが、

周りに許され、支えられたお陰で、

ここまで生きてくることができました。

 

 

先日ご報告した税務のトラブルでも、

一番ご迷惑をおかけしたはずの企業の方々が、

責めるどころか、

親身になって、助けてくださり、

新しい体制をつくってくださいました。

 

 

読者の皆様にも、

グループメンタリングの仲間たちにも、

私のたくさんのミスを許していただき、

補っていただいています。

 

そのありがたさは、身にしみて感じています。

 

 

だから、思ったのです。

 

 

一度も失敗しないで、

生きるということは無理。

 

失敗をいつまでも責めたとしても、

起きた事実は何も変わらない.....と。

 

「憎む」より、「許す」ことを選ぼう、と。

 

 

もちろん、こうしたことに限らず、

衝撃的なことが起きた時、

「納得がいかないのに、

 無理にいい人になって、我慢する必要はない」と思っています。

 

哀しい気持ちを無理に抑える必要もありません。

 

事実は事実として明確にし、

伝えるべき想いは伝え、

悲しい気持ちはしっかり受け入れ、

それでも、憎しみや悲しみの感情におぼれないこと。

 

 

ショパンは、きっと、

私が笑顔でいることを、何より望んでいるはず。

 

だから、主治医のためではなく、

ショパンのために、

私たちは、「許すこと」を選びました。

 

これ以上、負の連鎖が続かないように。

 

どんなに相手を憎んでも、

責めても、

事実は変わらないのですから。

 

 

正直、自分を責めたり、後悔する気持ちは、今もあります。

 

傷ついた心が癒えるには、どれほどの時がかかるかはわかりません。

 

それでも、前を向いて生きていくことを選びました。

 

そして、気づいたんです。

 

許すより、

恨んだり憎む方が100倍簡単ですが、

憎むより、「許す」方が100倍、心が安らぐ、と。

 

どんなに相手を憎み、

過去の失敗を責め立てても、

何も変わらない、と。

 

 

私も弱いです。

 

今回のような状況で、すぐに「許すこと」を選択できたわけではありません。

 

これはひとえに、ショパンや皆様のお陰です。

 

 

私は、人や動物のエネルギーをリーディングをすることがあるのですが、今回は、ショパンが降りてきてくれ、色々なことを教えてくれました。

 

私たちの出会いの意味や、今回の医療ミスの意味、等々・・・

ひとつひとつに、納得でした。

 

中でも、印象的だったのは・・・

 

「僕に注いでくれた愛情を、

 周りの人や他の動物や子どもたちに注いであげてね」という言葉。

 

 

そんなショパンからのメッセージの翌日、寄付している児童施設の子どもたちから、お礼のお手紙が郵送されてきました。

 

お手紙が届くのは、まれなので、このタイミングは偶然とは思えませんでした。

 

 

今の活動や、「地球ファミリー 未来の子どもプロジェクト」を、これからも続けていくように、と・・・・

 

ショパンが応援してくれているんだと、確信したんです。

 

 

体はなくても、これまでのように

傍に寄り添い、支えてくれているんだと。

 

 

動物の中には、飼い主が、

これから大きな困難やチャレンジを迎えるに当たり、

ステージアップを支えるために、

天に昇ることを選択する動物もいるそうです。

 

(これは動物だけでなく、人間も同じです)

 

 

激動の時代、今後も何があるか、わかりませんが・・・

 

私は、これからも私の本業を通し、

しっかりとチャレンジしていこうと思います。

 

悲しさも悔しさも、

喜びも嬉しさも、

起こることを受け入れ、許し、祈り、

糧としてきます。

 

 

今まで以上に、

人の輝きに真摯に関わらせていただき、

そして、施設の子どもや動物たちに還元していけたらと。

 

週末のグループメンタリングも、

いつもと変わらず、いえ、今まで以上に心を尽くします。

 

 

ショパン、今までありがとう。

 

ショパン、どうぞ安らかに。

 

 

最後に、

たくさんの心あたたまるコメントや贈り物、本当にありがとうございました。

 

いつの間にか、ショパンは、私の生活や体の一部となっていました。

 

ショパンのいない生活は、

どうしようもないほど、さみしくて、辛いです。

 

 

皆様の優しさに、言葉では言えないほど、癒され、支えられています。

心から感謝しています。

 

今回「許し」という選択ができたのも、

皆様の優しさを感じられたからだと思います。

 

涙、涙の日々ですが、

少しずつ、日常を取り戻していけたらと思っています。

 

 

今回のこと、私事なので、オフィシャルにするか迷いましたが・・・・

これまでも、私はいたらないなりに、リアルであることを大事にしてきました。

 

今回のことも、私事ながら、思いのままにつづりました。

 

お付き合くださり、ありがとうございました。

 

 

PS:拓、わざわざ帰ってきてくれて、ありがとう。

あなたのお陰で、事実がわかり、私は、救われました。

 

感謝とともに

 

真奈美

 

 

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