今日は会えるかな?

きっと会えないよ
ってわかってても
一回期待すると
やっぱり会えなかった時に
寂しくて寂しくてしょうがない

「我慢してな」

わかってる
頻繁には会えないことも、
あたしには未来がないことも、あたまではわかってる
けど心は勝手に寂しくなっちゃうし
涙は勝手にこぼれるし


わがまま言って困らせたくないし負担に思われたくない。
もしそう思われたらすぐに捨てられちゃう


あたしといるメリットなんてない気がするし
あってもきっとそんなにたいしたことなくて、
デメリットの方が多いはず


だからすぐに捨てられちゃうって不安がずっとあって

そばにいないとき
っていうか
むこうがおうちにいるときは
さみしくてしょうがない

違う女の人のところに
いるってわかってるんだもん

苦しくて苦しくて壊れちゃうよ

あたしのこころいつまでもつかな…


こんなにぱんぱんで苦しいの
早く逃げたいよ…

出会いは大学3年生の冬でした
新しくできた地域のバスケサークルで

初めてあったとき
「いいな」って思った
年齢よりもずっと若く見えた
やさしそうでほわっとした雰囲気
バスケもうまくてプレーしてる姿は必死じゃないのにきれいでかっこよかった


話してみてすぐに惹かれた

「彼女とかいるんですか?」

「おれ結婚してるよ~」

それをきいてあたしは正直に
「残念」って思った

そのサークルのメンバーは若い人も多くて
結婚してる人はあんまりいなかった

だからあたしたちは「パパ」っていってみんなで甘えてた

彼は新婚で
サークル後みんなでご飯食べに行く時も帰ってしまっていたし飲み会なんかにもなかなかこなかった

あたしは当時中学からつきあってた彼と別れて彼氏がほしかった
遊んでくれる人はいたし元カレとも関係は続いてたけど、
もうそうやってふらふらしてるのは嫌で落ち着きたかった

だからその時
同じサークルで「いいな」って思ってた人に
アピールして、その人と付き合い始めた

全然かっこよくなかったけれど年上で社会人の彼はとても大人に見えたし、タバコを吸いながら運転してるところが好きだった

大好きな彼と「パパ」は同い年だったけど「パパ」は来れない日も多かったし、結婚してる人を好きになるはずもなく、
あたしは彼が大好きでラブラブで「パパ」はずっと「パパ」だった

それがかわったのは
あたしが社会人になってからだった
日曜日の夜は、
絶対にいつも一人だから
いつも寂しい

いつもよりだいぶ早い時間に
メールで「おやすみ」って

ほんとに寝たのかなダウン
奥さんとエッチするから
メールしてこないでね
って予防線なのかな

こんなに不安で辛くて苦しくてわけもわからずなけてくるのはただ単に生理前だからかなダウン

明日来てくれるって約束してるのに
それでも寂しくて寂しくてしょうがない

ずっとこのままの状態が続けばあたしはきっと壊れてしまうし、もう半分壊れかけてるんだと思う

きっと彼がはなれていけば
一気に崩れ落ちてしまう

だけど、見込みがないのに
このまま続けても徐々に崩れていくだけ

どちらにしても壊れてしまうと思うんだ

壊れてしまうことは怖くない
むしろ壊れてしまいたい
だけどほんとに怖いのは
壊れてもそこから直さなくてはいけないこと

壊れたら壊れたままで
誰も触らないで
そのまま消えてなくなればいいと思う