旧朝香宮邸を読み解く A to Z | Love the life you live❤️

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GW後半2日目の5/4は、白金にある旧朝香宮邸(現:東京都庭園美術館)へ。

 

 

旧朝香宮邸については、こちらの記事をどうぞ

 

 

 
 
2022年に訪れてとても良かったので、また来たいと思っていました。
 
普段は主に美術館の展示室として利用されている旧朝香宮邸ですが
今回は、改めて本邸宅をじっくりと読み解く趣旨の展覧会。
 
アルファベットのAからZを頭文字に持つキーワードを元に邸宅を回り
解説を読み、理解を深める事が出来ます。
A~Zは全部で26文字なので、26枚のカードを集める楽しさも音譜
 

前回は大客室以外の撮影は不可でしたが、今回は全て撮影OK。
 
 
まずは玄関からスタート
ラリックのガラスレリーフ、美しい4人の女性像が迎えてくれます。
 

 
 
整然と並んだ格子と電球が印象的な空間の大広間
高級木材が与える重厚感が落ち着きます
 
 
 
寄木床は保護の為普段はカーペットで覆われていますが
この期間に限り、一部分だけ特別に公開されていました。
 
 
 
香水塔 アンリ・ラパンがデザインした陶器製のオブジェ
上部の照明部分に香水を注ぎ、熱で香りを漂わせたエピソードから「香水塔」と呼ばれています
 

 

 

大客室から見た香水塔

 

 

 

大食堂

庭園を望む、円形に張り出した窓が開放的な空間キラキラ

アンリ・ラパンが手掛けた壁画にはみずみずしいフルーツが描かれています

照明はざくろなどの果物が表現されたルネ・ラリックの作品

 

 

 

階段エリアも素敵キラキラ

 

 

 

書斎 

デスクは台座のレールがくるっと回転する構造で、向きを変えられるようになっています

 

 

 

ご家族が夏の暑い季節に涼を求めて過ごしたお部屋 サンルーム 

床に敷かれているのはアート作品

床のタイルは京都の泰山製陶所で製造された布目タイルと呼ばれる建築用装飾タイルの一つ。

天井は天窓になっていて、自然の光が入るようになっています

 

 

 

殿下寝室と妃殿下寝室の間にある第一浴室

透明感のある世界観やタイルが美しいキラキラ

邸宅には他2つの浴室があり、ご家族が使い分けていたそう

 

 

 

殿下居間

フランスのデザイナーが担当した壁のクロスとカーテンは、噴水を抽象化したもの

噴水はアール・デコの代表的なモチーフの一つなのですって

 

 

 

妃殿下居間

実用的な造り付けの棚やデッドスペースの収納等が造られたお部屋

ラジエーターカバーは、芸術に造詣が深い允子妃殿下によるデザイン

バルコニーのタイルが明るくて優し気です

 

 

 

ウィンターガーデン(温室) 今回の特別公開

寒い時期でも植物を管理できる温室のような役割を担うお部屋です

このお部屋のみ人数制限があり1時間待ちの状況で諦めましたが

カフェでお茶して閉館前に寄ってみたらすぐに入れました

 

 

 

最後は特別展示室でおさらい

 

 

 

併設のカフェにて休憩。テラス席もありますよ。

夕方だったのでケーキは殆ど売り切れで残り2つ(私達で終了)でした。

 

 

 

GWなので展覧会はやはり混んでいましたが

カフェの後(閉館10~15分前)にもう一度回ってみたら殆ど人がいなかったので

チャンスとばかりに写真を撮り直し。笑

 

 

庭園に出ると、ウィンターガーデンの位置も確認出来ました。

通気口のデザインにも目が留まる。。

 

 

細部まで拘りがあるアール・デコ建築の邸宅は本当に素敵でしたニコニコ

 

 

6/1からは竹久夢二展が始まるそうです