昨日は有休を取得していたので
7/13~開催中のスイス プチ・パレ美術館展を見に行きました。
スイスのジュネーブにあるプチ・パレ美術館は、1998年に休館して以降
現在も一般には公開されていないそうです(!)
つまり、現地でも見る事の出来ない作品を鑑賞出来るという
とても貴重な機会なのですね
ちなみに日本でのコレクション展は約30年振りの開催との事。
今回は65点が来日しています。
コレクターであった実業家のオスカー・ゲーズ氏は
著名な画家の作品だけを集めるのではなく
才能がありながら過小評価されていた画家たちの作品を
自らの審美眼で選び、積極的に収集し
彼らを世に送り出すべく努めた、とても信念の強い方だったそうです。
お陰で、今回初めて知る画家たちの作品に触れる事が出来ました。
印象に残った作品は色々とありますが
今回の見どころのひとつ、モーリス・ドニ「休暇中の宿題」
やさしくて温かみがあって、幸福な時間が伝わってくるような作品
ジョルジュ・レメン「ラ・ユルプのフルマリエの家」
何分も眺め、戻っては眺め・・・。好きだわぁ。
モーリス・ド・ブラマンク「7月14日 踏切、パリ祭」
色彩と荒々しいタッチに惹かれました。
アンリ=エドモン・クロス「糸杉のノクチューン」 幻想的ですね。
ルートの最後は・・・
アジアで唯一、SOMPO美術館が所蔵するゴッホの5枚目のひまわり。
こちらは撮影OKです。
毎度の事だけど
ゴッホの絵を目にすると、一気に心が揺さぶられてしまう・・・
傍でこの絵を見ていた若い男性が
「スッゲー・・・・・・」と呟いていて
うん うん 本当に凄いよね・・・ と
激しく心の中で同意していたわたくしでした。笑
ちなみにSOMPO美術館に展示されている5枚目のひまわりは
ロンドンナショナルギャラリーが所蔵する
4枚目のひまわりを模写したもの。比べると確かに似ていますね~。
こちらの記事にて簡単に説明しております↓
平日なので空いていましたし
お一人で静かに鑑賞する方ばかりだったので
ゆったりとした気持ちで絵画の世界に浸る事が出来て
とても良い時間でした