適格請求書発行事業者登録を済ませて(まだ番号はもらえていませんが…)以降、複数の会社に応募してみたところ…
それでは早速トライアルをお願いします
というご連絡を立て続けに頂き、急に慌ただしくなってきました。
私の専門分野(医薬翻訳、別名”メディカル翻訳”ともいいますが…)は常に人が足りない…ということをよく聞くし、私自身、これまで書類選考でお断りされたことがないので、内心、
実はメディカル系では書類選考でNGになる人はいなくて
みんなトライアルを受けられるんじゃないの??
って思ったりもするのですが。。。
何はともあれ、トライアルの機会を頂けるのはありがたいこと。
トライアルは実際の仕事でどのくらいのクオリティに仕上げられるのか?を翻訳会社に示す機会。
英語の試験では「合格ラインギリギリだってなんだって、基準に到達してれば合格は合格なんだから!」と、思うワタシですが…
トライアルは、ノーミスを目指します
もちろん、実際に依頼される仕事も同じこと。
以前にもblogで書いたような気がするのですが…
自分が外資系企業に勤務していた時のこと。
社内には、TOEIC800~900超えの人とか英検の上位級を持ってる社員や派遣さんがゴロゴロいて、海外の本社から送り付けられてくる英語版の文書を読もうと思えば”英文のまま”読めて理解できるし、必要に応じてササっと和訳することはできる。
業務に関する専門知識もあり、英語力も高いクライアント企業の社員が安くはない翻訳料を払って翻訳会社に期待することは
”英語のプロにお願いして、より高い品質の訳文を
スピーディーに手に入れたい”
ということだと思うのです。
その期待を裏切って、
”こんなクオリティなら自分たちでやった方がマシだね”
なんて思われるような質のものは絶対に納品できないし、それをした時点で「次」はないわけです。
実際、私が以前に勤務していた某外資系企業時代に、まったく使いものにならない(原文の意味が理解されていない)訳文が納品されてきたことがあります。私がブチ切れて、「なんですかこれ?」と上司やプロジェクトリーダーに見せたら、リーダーも「これはさすがにひどいね。。」。上司は、この訳文を納品してきた◎◎翻訳事務所さんのことは「◎◎はもう使わない」と、納品された使えない訳文を見せながら、翻訳会社との窓口をしていた部門の社員に状況を報告。一発、ブラックリスト入りです。
”◎◎社にお願いしたおかげできちんとした日本語版ができた”
と思っていただけるように、訳者様の訳文を活かしつつも、しっかりと読みながら、お客様の目に触れる前にミスを拾っていくのが私の仕事。
翻訳会社にも「この人、英検1級持ってるのにこんな誤訳も拾えないのか!」と思われないようにしないといけません。
この仕事を続ける以上、英語学習の道は続くよどこまでも…と思うこの頃です。。
今日の1曲
2020年。ちょうど、私が本格的に「英検1級取るぞ!」と気合を入れた年のヒット曲。
コロナ直前にハマっていたドラマ「恋つづ」の主題歌でした。
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