今回は、成功方程式の二番目の要素「熱意」について語りたい。
補足してある通り、熱意とは考え方を実践に導くものであり、「努力」と「行動」に直結させるものだ。
熱意がないのに努力している人は見たことがないぐらい、努力には熱意が必要だ。
熱意をもって考えたことは、実践すなわち行動につながって行く。
ただ、熱意がないのに行動することはできるが、熱意のある行動とない行動を比較したとき、クオリティーが高く成果も大きいのは、もちろん熱意がある行動だ。
このとき、熱意が大きければ大きいほど行動の質が高くなり量も大きくなる。
ときどき「暴走」という結果をもたらし、クオリティーを落とすことになることもあるけど、人生・仕事の結果に大きく影響することは間違いない。
また、熱意は身体の底から湧いてきて、意識の中でふつふつと沸き上がる。
それを感情的と言って論理性を追求する世界から排除されそうになることもあるけど、最後の最後に勝利するのは熱意の大きい方だ。
熱意は目に見えないけど、一緒にいると感じ取ることができるものだ。
この熱意を論理的に説明・評価しようとしても越えられない一線があり、人事評価などでは悩ましくもなるのだが、そのまま方程式に入れてしまえる稲森さんは偉大だと思う。