【君子に三戒有り】(季氏第十六) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(季氏第十六)

孔子曰わく、君子に三戒(さんかい)有り。少(わか)き時は血気(けっき)未(いま)だ定まらず、之を戒(いまし)むること色(いろ)に在り。其の壮(さか)んなるに及んで血気(けっき)方(まさ)に剛(ごう)なり、之を戒(いまし)むること闘(たたかい)に在り。其(そ)の老(お)ゆるに及(およ)では血気既(すで)に衰(おとろ)う、之を戒(いまし)むること得(う)るに在り。

 

【訳】

先師は「君子に三つの戒めがある。 青年時代には血気がまだ定まらないので、戒むべきは色欲である。壮年時代には血気が甚だ盛んになるので、戒むべきは闘争である。老年時代には血気が衰えてくるので、 戒むべきは利欲である」と言われた。

 

<論語が醸すコーチング>

【君子に三戒有り】君子は、色欲、闘争、利欲の3つを戒めることが大切なので、コーチはクライアントに色欲、闘争、利欲が現れていたら、感じたことを率直に伝えて、自ら気づき戒められるようサポートしている。