(衛霊公第十五)
立ちては則(すなわ)ち其(そ)の前に参(さん)するを見、與(よ)に在(あ)りては則(すなわ)ち其(そ)の衡(こう)に倚(よ)るを見るなり。其(そ)れ然(しか)る後に行(おこな)われん。
【訳】
「この忠信篤敬の四字が立っているときには、目の前にやってくるように見え、車に乗ったときには、前の横木に寄りかかっているように見えるというぐらいにして、初めて思うように行われるのだ」
<論語が醸すコーチング>
【其れ然る後に行われん】そのことしか見えないようになってはじめて実行できるので、コーチはクライアントが達成したいゴールに対する思いの丈を感じて、優先順位が高くなるまで対話を繰り返しサポートしている。