【忠信を主として義に徒る】(顔淵第十二) | つねにコーチであるために

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(顔淵第十二)

子曰わく、忠信(ちゅうしん)を主として義(ぎ)に徒(うつ)るは徳(とく)を崇(たか)くするなり。之(これ)を愛しては其(そ)の生(せい)を欲(ほっ)し、之(これ)を悪(にく)みては其(そ)の死を欲(ほっ)す。既(すで)に其(そ)の生を欲して、又(また)其(そ)の死を欲(ほっ)するは、是(こ)れ惑(まどい)なり。

 

【訳】

先師が言われた。

「忠信を主として正しい道を履み行うのが徳を高めることになるのである。愛してはいつまでも生きるように願い、憎んでは早く死ぬように願う。先には生きることを願いながら、また死ぬることを願う。これこそ迷いというものだ」

 

<論語が醸すコーチング>

【忠信を主として義に徒る】忠信を主として正しい道を履み行うのが徳を高めることになるので、コーチはクライアントが目指しているゴールの中に、隠れている忠信を見出して行動に活かせるようサポートしている。