【食と兵を足し民之を信にす】(顔淵第十二) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(顔淵第十二)

子貢、政(まつりごと)を問う。子曰わく、食(しょく)を足(た)し兵(へい)を足(た)し、民(たみ)之(これ)を信(しん)にす。

 

【訳】

子貢が政治の要道を尋ねた。

 先師が言われた。

「食(経済) を豊かにし、兵(軍備)を充実し、民に信(道義) を持たせることだ」

 

*「信にす」を「信ぜしむ」と読み、「政治家を信頼させる」とする解釈もある。

 

<論語が醸すコーチング>

【食と兵を足し民之を信にす】政の要道は、食(経済) が豊かで兵(軍備)が充実し、民に信(道義) を持たせることなので、コーチはクライアントがゴールを目指して行動する際は、食・兵・信の観点を持てるようサポートしている。