(子罕第九)
子曰わく、苗(なえ)にして秀(ひい)でざる者あり。秀(ひい)でて実(みの)らざる者あり。
【訳】
先師が言われた。
「よい苗がよく成長しても、穂が出ないものがある。穂が出ても、実らないものもあるねえ」
*顔淵の早く亡くなったことを惜しまれたものと思う。
<論語が醸すコーチング>
【苗にして秀でざる者あり】良く成長する苗でも穂が出ないものがあるので、コーチはクライアントの成長の度合いに応じた行動をリクエストし、成長しただけの成果を得られるようサポートしている。