(子罕第九)
臣(しん)無(な)くして臣(しん)有(あ)りと為(な)す。吾(われ)誰(たれ)かを欺(あざむ)かん。天(てん)を欺(あざむ)かんか。
【訳】
「家来がないのにあるように見せかけるとはなんたることなのか。私は誰をだますか。天をだますのか。そんなことはできるものではない」
<論語が醸すコーチング>
【天を欺かんか】天を欺くことはできないので、コーチはクライアントの言葉をどこまでも信じて疑わず、たとえ欺かれたとしても、クライアントが自らが話すまで何も言わずにサポートし続けている。