【危邦に入らず】(泰伯第八) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(泰伯第八)

子曰わく、篤(あつ)く信(しん)じて学(がく)を好(この)み、死(し)を守(まも)りて道(もち)を善(よ)くす。危邦(きほう)には入(い)らず、乱邦(らんぽう)には居(お)らず。天下(てんか)道(みち)有(あ)れば則(すなわ)ち見(あらわ)れ、道(みち)無ければ則(すなわ)ち隠(かく)る。

 

【訳】

先師が言われた。

「篤く道を信じて学問を好み、死力を尽して道を実践する。道の行われない危ない国には入らない。乱れた国には安閑と居られない。天下に道が行われているときには、つか事えて才能を発揮する。道が行われていないときには、退いて家に隠れる」

 

<論語が醸すコーチング>

【危邦に入らず】できる限り危険は犯さない方がいいので、コーチはクライアントの行動や行手に危険を察知したら、足を踏み入れないよう忠告を送り、危険を避けられるようサポートしている。