【勇を好みて貧を疾めば乱る】(泰伯第八) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(泰伯第八)

子曰わく、勇(ゆう)を好(この)みて貧(ひん)を疾(にく)めば乱(みだ)る。人(ひと)にして不仁(ふじん)なる、之(これ)を疾(にく)むこと已甚(はなはだ)しけば乱(みだ)る。

 

【訳】

先師が言われた。

「勇気を好んで貧乏を甚だ憎む人は(無理に貧乏から抜け出そうと) 乱暴するようになる。不仁の人を憎むことが甚だしければ、 相手は乱を起こすようになる」

 

<論語が醸すコーチング>

【勇を好みて貧を疾めば乱る】勇ましさを好んで貧しさを甚だ憎む人は(無理に貧しさから抜け出そうと) 乱暴するようになるので、コーチはクライアントが乱暴な行動を執ろうとしていたり、貧しさに憎しみを抱いていると感じたときは、呼吸に意識を向けて冷静に周りを見渡せるようサポートしている。