【生れながらに之を知る者に非ず】(述而第七) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(述而第七)

子曰わく、我(わ)は生(うま)れながらにして之(これ)を知(し)る者(もの)に非(あら)ず。古(いにしえ)を好(この)み、敏(びん)にして之(これ)を求(もと)めたる者(もの)なり。

 

【訳】

先師が言われた。

「私は、生まれながらに道を知る者ではない。古聖の教えを好み、進んで道を求めた者である」

 

*私の知る恩師安岡正篤先生もまさに百科事典のようだった。若い頃金鶏学院を創り、寝食を共にされた、ある優秀な院生が、先生の電灯が消えるまではと頑張ったが、遂に一週間もせずにダウンしたと悔んでいた。

 

<論語が醸すコーチング>

【生れながらに之を知る者に非ず】人は皆生まれながらに物知りな訳ではないので、コーチはクライアントに最も合った方法で知識やスキルを習得し、実践できるようサポートしている。