【内に自ら訟むる者を見ず】(公冶長第五) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(公冶長第五)

子曰わく、已(や)んぬるかな。吾(われ)未(いま)だ能(よく)く其(そ)の過(あやまち)を見(み)て、内(うち)に自(みずか)ら訟(せ)むる者(もの)を見(み)ざるなり。

 

【訳】

先師が言われた。

「なんともしょうがない世の中だなあ。私は、まだ自分の過ちを認めて、心の底から自分を責める人を見ない」

 

<論語が醸すコーチング>

【内に自ら訟むる者を見ず】どんなことでも自分に責任があると捉えられれば、自分の力で改善する糸口を見出せるので、コーチはどんなことに対してもクライアント自身に責任があると仮定して、思考と行動をサポートしている。