【夫子を以て木鐸と為さん】(八俯第三) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

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(八俯第三)

ニ三子(にさんし)、何(なん)ぞ喪(さまよ)うことを患(うれ)えんや。天下(てんか)の道(みち)無(な)きや久(ひさ)し。天(てん)将(まさ)に夫子(ふうし)を以(もっ)て木鐸(ぼくたく)と為(な)さんとす。

 

【訳】

「皆さんはどうして各地をさまよっていることを気になさることがあろうか。 天下に道の行われないのは久しいので、天が先生を木鐸として、道を知らせようとしているのです」 

 

*木鐸は振子が木の鈴となっており、役人が命令をふれまわすときに使う。

 

<論語が醸すコーチング>

【夫子を以て木鐸と為さん】誰も声を上げないときは自分が木鐸のようになればいいので、コーチはクライアントが「誰も行動しない」と嘆いていたら、その状況を自分が作り出していると仮定して、自分にできることや止められることを見つけられるようサポートしている。