(為政第二)
子曰わく、人にして信(しん)無(な)くんば、其(そ)の可(か)なるを知(し)らざるなり。大車(だいしゃ)輗(げい)なく、小車(しょうしゃ)軏(げつ)無(な)くんば、其(そ)れ何(なに)を以(もっ)て之(これ)を行(や)らんや。
【訳】
先師が言われた。
まこと「人であって信がなければ、どうにもしようがない。それは牛に引かせる荷車に轅のはしの横木がなく、馬に引かせる車に轅のはしのくびきどめがないようなもので、い ったいどうして車を進めることができよう か」
<論語が醸すコーチング>
【人にして信無くんば】人として信義を失ってしまったら、その人の強みを発揮できず物事を進め難くなるので、コーチはクライアントがゴールに向う途中で関わる人への気持ちを問いかけ、偽りのない正直で素直な心をち続けられるようサポートしている。