【孝を問う】(為政第二) | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

(為政第二)

孟武伯(もうぶはく)、孝(こう)を問(と)う。子曰わく、父母(ふぼ)を唯(ただ)其(そ)の疾(やまい)を之(こ)れ憂(うれ)う。

 

【訳】

孟武伯が孝行について尋ねた。

先師が答えられた。

「父母はただ子の疾を心配するものであります」

 

*吉田松陰は「親思ふ心に勝る親心今日のおとづれ何と聞くらん」と辞世の歌を残しているが、 親が子を思う真の心は昔も今も変わるものではない。大阪生駒にある「でんぼの神様」と称せられる石切神社には、年中跣足のお百度詣りが絶えない。親心の表れである。

 

<論語が醸すコーチング>

【孝を問う】人は誰でも、ただ自分の子供の病を心配する心(無償の愛)を持っているので、コーチはクライアントの心と可能性を信じて話を聴き、ゴール達成に向う行動や思考を素直に認め、滲み出る気持ちを見守っている。