【仁を好みて学を好まざれば】コーチがクライアントに嫌われることを恐れてネガティブなフィードバックを避けていては、クライアントの成長の機会を奪うばかりではなく、本当にクライアントが得たいものも手に入らない。
(陽貨第十七)
仁を好みて学を好まざれば、其(そ)の蔽(へい)や愚(ぐ)。 知(ち)を好(この)みて学を好(この)まざれば、其(そ)の蔽(へい)や蕩(とう)。 信(しん)を好みて学を好まざれば、其(そ)の蔽(へい)や賊(ぞく)。
【訳】
「仁を好んで学問を嫌がると、その害として情に溺れて愚かになる。知を好んで学問を嫌がると、その害として高遠に走ってとめどもなくなる。信を好んで学問を嫌がると、その害として盲信に陥って人を損なうことになる」