どんな番組だったか忘れたが、ぼんやり見ていたテレビ番組で、高齢者の認知症や今時の若者が陥っているゲーム脳を改善するために効果的なのが「朗読」だと紹介していた。
ボクの母は、50代後半から60代前半のやや早いと思われる年齢の時に認知症を患い82歳でその生涯を閉じた。なので、ボクも認知症を患うのではないか?という可能性と日々戦っているため、「認知症に効果的」というキーワードに興味が惹かれた。
認知症予防にも効果があるとのことなので、早速、いろいろなものを朗読してみた。
して、その効果は???
驚くことに、下記のような効果が現れた。
・言葉の途切れが少なくなった
・やる気が増してきた
・行動力が増してきた
・表現力が増してきた
・ボキャブラリーが増してきた
・読書する気持ちが湧いてきた
・ブログなど文章を書くことが億劫じゃなくなった
・記憶力が前よりも良くなった(たぶん)
改めて、「朗読 効果」というキーワードでググってみると、たくさんの朗読(音読?)による効果が記されているページが検索されてきた。
まとめると、こんな感じだ。
黙読した時に使われる身体は、文字を読み取る「目(視覚)」と、読んだ文字の意味を理解する「脳(神経)」であり、比較的動きは少ない。
読書(黙読)していて眠くなるのも頷ける(^_^;)
それに対して、音読では、文字を読み取る「目(視覚)」、読み取った文字(文章)を発声する「声帯」、それを再び聞く「耳(聴覚)」と、3つの感覚器官(視覚、聴覚、体性感覚(のどやあご、顔の筋肉))が使われ、脳は、「文字を読み取る」「読み取った文字を音(声)に変える(声帯を動かす)」「読んだ文字の意味を理解する」「声に出した文章を音として聞く」「音として聞いた文章を再び理解する」と、並行して複雑に働いている。
黙読に比べると、身体の動きが多く、脳も複雑な処理をしていて、眠くならない。
ここ半年ぐらい、文字を読むのも書くのも億劫になってきていて、人と話をしていても、言葉が途切れ途切れになってしまい、以前のように滑らかに話せないと感じていた。
何事に対しても、興味関心が薄くなり、行動力も尻すぼみになっているのが、自分でも感じ取れていた。
それは、加齢からくる衰えであり、放置すると認知症になってしまうと不安を抱えていて、なんとかしないとならないと思いつつも、何もできないでいた。
でも、ひょんなところから特効薬が見つかったので、一安心だ(^^)
「最近記憶力が低下してきた」「自分も認知症になるのでは・・・」「何をするのも億劫になってきた」「なんとかしなければならないけど何もする気になれない」などなど、加齢による衰えを受け入れようとしている方には、いつでも誰でも簡単にはじめられるので、「朗読」がオススメだ。