グラインディ21 | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

昨夜は、仙台の長町で古い友人たち(みんな七十代?)との飲み会でした。

みなさん、青春時代を語る語る。

しかも、みんながみんな酒豪で、飲む飲む。ビール⇒日本酒⇒焼酎⇒つけ麺。

黄金時代の武勇伝を聞いては感嘆の無限ループでした(^_^;)

会社の社長さんだったり、役員さんだったりしていたので、それなりの実績が
思い出の中にあって、話は尽きないようです。

そんな猛者たちでも、3.11大震災は経験の無い出来事だったようです。

なんせ、1000年に一度の規模ですから。

この猛者たち、第二次世界大戦もくぐりぬけてきているのですが、そのころは
少年だったのと、仙台は戦渦に巻き込まれなかったので、思い出したくも無い経験だった
という訳ではなさそうです。

1978年6月12日に発生した「宮城県沖地震」の体験は記憶にあるそうですが、
今回の地震は、それとは比べ物にならないぐらい大きかったそうです。

飲んだくれた昨夜は友人の一人の家に泊めてもらい、今朝、家内の実家に戻って来ました。

その途中、引き寄せられるようによったのが「グランディ21(宮城県総合運動公園)」です。

$オールウェイズ・コーチングのブログ-グランディ21地図

どんよりとした曇り空のした、日韓が協賛して開催したサッカーワールドカップの
会場としても活躍した「宮城スタジアム」も重苦しい空の下、沈痛な表情に見えました。

$オールウェイズ・コーチングのブログ-宮城スタジアム

それもそのハズです。

グランディ21にある総合プールの1Fは、震災の犠牲になった方の遺体安置所に
なっているのです。

5ヶ月が経過しようというのに、未だに遺体の引き取り手が見つかっていない方が
安置されているのです。

実は、朝寄ったときは、そのことを忘れていました。

でも、街の中にある「遺体安置所」までの案内看板を目にして、

「そうか、グランディ21は遺体安置所になってたっけ」

と、思い出したのでした。

夕方、グランディの周りをジョギングしようと思いましたが、被災した方々のことを
考えると、とてもジョギングをする気持ちにはなれず、その足でスーパー銭湯に
向かいました。

改めて、今回の震災で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。

そんな中、グランディの道端に、かわいらしい花を見つけました。

$オールウェイズ・コーチングのブログ-道端の花

きっと、亡くなった方たちを慰めているのだと感じました。

【今日の5つの感謝】
・古い友人たちが今でもご健在で感謝
・古い友人たちが語ってくれた古きよき時代に感謝
・震災で命を落とされた方が天国から我々を見守ってくれていて感謝
・今日はゆっくり大きなお風呂に入れて感謝
・ヒグラシの鳴き声をたくさんたくさん味わえて感謝

東北は自然の豊かさも怖さも教えてくれる「偉大なふるさと」です。