感情労働 | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、晴れ。本当に暑い日が続きますが、今日、会社に来た
営業マンによると、今日はまだマシだそうです。

この暑さの中、熱中症でお年寄りがたくさん亡くなっているようです。

熱中症で亡くなるお年寄りは、家の中で亡くなるケースが殆どだそうです。

なぜ家の中で?と疑問に思うでしょうけど、私の母などもそうでしたが、
歳をとって来ると、自分が暑い中で暮らしていることがわからなくなって
しまうそうです。

だから、真夏に重ね着をしていて、暑くて脱水症状に陥り、そのまま
亡くなってしまうのだとか。

私もそうでしたが、お年寄りと暮らした経験が無いと、お年寄りとは
どんなポイントに注意しなければならないのか解りません。

お年寄りの一人暮らしが増えている昨今、この辺りのことも勉強して
おきたいものです。

たまたま、母がお世話になっているので、グループホームとは
お付き合いがあるので、少しずつ学んで行くつもりです。

介護のお仕事などは、「感情労働」とよばれているそうです。

感情労働(Emotional Labour)とは、肉体や頭脳だけでなく
「感情の抑制や鈍麻、緊張、忍耐などが絶対的に必要」である
労働を意味するそうです。

アメリカの社会学者ホックシールドが述べた概念で、自分の感情を抑えて
顧客に的確な対応をしたり、サービスをしたりして働くことを言うそうです。

大きく捉えるとサービス業に従事する人全般が、この感情労働に入る
らしいのですが、厳密には、最上のサービスが要求される高級レストランとか、
高級デパート、高級ホテルで働く人や、精神科のお医者さんとスタッフ、
認知症の方が入居するグループホームのスタッフなどが該当するそうです。

確かに、グループホームで働く人は、ファミリー(入居者)に対して
自分の現在の感情がどうであれ、極力ほがらかに対応しなければ
なりません。

抱えるストレスは、並大抵じゃないような気がします。

でも、私の母がお世話になっているグループホーム「あやめ」は、比較的
スタッフがフランクで、喜怒哀楽もストレート出して接してくれます。

そういう意味では、スタッフもファミリーも言いたい放題、ストレスを
少なくして過ごせる環境なのだと理解しています。

#褒めてるんですよ(^_^;)

そんなグループホームあやめから、今週末の運営推進会議に参加して
欲しいとのお声が掛かりました。

以前から、母がお世話になりっぱなしで、私が貢献できることが
無いか探していたのですが、そんな中、「コーチングの話をして欲しい」
との要望を頂きました。

うれしい限りです。

グループホームで働くスタッフに「コーチングが機能する」と思っていたので、
ちょっとだけお話したことがあったのですが、それを覚えてくれていて、
今回の話になりました。

今回は、運営推進会議のメンバにコーチングを紹介し、どんなところで
機能するのか、その人達に感じて頂こうと思っています。

ちょっと楽しみです(^^)