今日の天気は、雨のちくもり。今朝は真冬なみの気温まで下がり、
厚手のコートで出勤しました。
通勤している時間帯は小雨が降りしきり、久しぶりに手がかじかむ
感覚を味わいました。
今年の春先の気候は、いつもと違う気がしていましたが、それを
如実に現わしてくれるのが「野菜の価格」です。
どうやら、現在はキャベツの価格が高騰しているようで、1個を買うと
400円ぐらいするらしいのです。
といっても、普段がいくらのか相場観が無い私としては「???」と
思ってしまいますが、家内に聞いたところ、だいたい100円~200円ぐらい
だそうです。
「春キャベツは美味しい!」という話を聞いたことがある方も多いと
思いますが、春キャベツは、千葉(銚子)、神奈川(三浦半島)、茨城が
産地だそうです。
共通しているのは、どこも海のそば、しかも、黒潮が流れる太平洋に
面している所ばかりです。
黒潮の暖気によって春キャベツは育まれるのだと思いますが、そこに
今年は異変が起きているらしいのです。
この時期まで北風が吹いていたり、本州上で低気圧と高気圧が衝突
する機会が多くなっていたりするらしいのです。
このように書くと、決まって「温暖化の影響」と思ってしまいますよね(^_^;)
矛盾しているのは、「寒いこと」でしょうか。
温暖化なら一様に暖かくなっても良いようなものですが、温暖化の正体は
異常気象を起こすということです。
地球の気温が高くなると、今までの気候とは異なった気候が現れ、
生態系に変化をもたらすことが予想されます。
ただ、一つ疑問に思うのは、その「変化」は悪いものばかりなのでしょうか?
ひょっとしたら、新しい良いものを生み出す原動力になるものもあるような
気がするのですが、そんな考えを持っている人はいないでしょうか。
確かに、今まで生きていたものが生活できなくなったりすることがあるのかも
知れませんが、現在も地球は変化の中に存在しています。
「世の中に絶対に変わらないものなど存在しない」と考える方が
自然なのだと思います。
キャベツの高騰で生活を脅かされている方は大変でしょうけど、
我々は変化の中で生活していることを頭の片隅に置いておくと、
違った視点が生まれる可能性は高いと思います。
なによりも、その変化を「楽しめる心」を持つことが、一番大切なのだと
思っています。
キャベツの高騰で、うちの奥さんは、代替品として「もやし」を
選択したようです。
「もやし」は、栄養価も高く、何よりも価格が安定しているのだとか。
たくましい限りです(^^)