イライショナルビリーフ | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日から5月です。5月1日はメイデー、労働者の日ですね。

だからといって、何をする訳ではありません。

労働運動が盛んだった時代は、労働組合の組合員がどこかの集合場所に集まり
デモ行進や祭典が行われていたらしいですが、最近はすっかり影を潜めてしまいました。

労働組合の活動ってなに?という若者も多いのではないでしょうか。

私はNCS時代に、労働組合の結成に関わっていたので、それに比べたら多少の
知識はありますが、それでも「メイデー」とは、あまり縁がありません。

最近、精神的なストレスなどで会社に来れなくなってしまう人が社会的に増加している
そうですが、組合活動が縮小化傾向にあるのと無関係では無いかも知れません。

ソフトウェア開発現場、というより、会社の労働環境は、年々厳しくなるばかりで、
働いている人が抱えているプレッシャーやストレスは、年々増加する一方です(:_;)

どうすれば良いのか?と考えると、自分が強くなり防御するしかないのですが、
どうすれば強くなれるのかは、永遠のテーマです。

そんな中、「人生を不幸にさせる、イラショナルビリーフ(非合理的な思い込み)」
というものがあるのをご存知でしょうか?

精神科の論理療法の世界での話です。

「人は目で見える世界に住んでいるのではなく、目で見える世界をどう受け取っている
か、その受け取り方の世界に住んでいる」という考え方に立っての理屈です。

#難しいですねぇ(^_^;)

そして、その受け取り方には、まともな受け取り方と、おかしな受け取り方があり、
おかしな受け取り方(イラショナルビリーフ)を数多く持っている人は、
「人生が苦悩に満ちたものになる」と、考えてしまいます。

確かに、同じものを見ても、その人によって受け取り方が異なり、「笑う人」と
「怒る人」「泣く人」に分かれるような気がしますよね。

どうせなら、常に「笑う人」でいたいですよね(^^)

それで、日本人が持ちやすい10のイラショナルビリーフが、下記だそうです。

① すべての人に愛されなければならない。
② 事をなすには、完全無欠であらねばならない。
③ 人を傷つける人は、人から責められるべきである。
④ 思い通りにならないと、頭に来るのは当然である。
⑤ 人間は、外界の圧力で落ち込んだり腹を立てたりするものである。
⑥ 何か危険が起こりそうな時は、心配するのが当然である。
⑦ 困難や責任は、立ち向かうより避けるほうが楽である。
⑧ ものごとはうまく運ぶべきで、直ちに最良の解決策を見出さねばならない。
⑨ 過去は重要であり、感情や行動に、今も影響を及ぼしているのは仕方ない。
⑩ 人の拒否・非難にあったから、自分はダメな人間である。

いくつぐらい思い当たることがありましたか?

実は、私もつい最近まで、この上のイラショナルビリーフを無意識に
いくつか持っていました。

#うちの奥さんももってるなぁ。たぶん(^_^;)

そして、どうしてその受け取り方がイラショナルビリーフなのか?
ということを、よく理解していなかったのです。

きっと頭では理解していたのでしょうが、心底わかってはいなかったと
いうことだったと思います。

何故、イラショナルビリーフを持ち続けているかというと、

① 養育者や友人・知人に、間違った暗示をかけられてしまったから
② 「ねばならない」と「かくあって欲しい」という、願望と事実を識別していないから
③ 過去に執着する習癖があるから
④ 他者の反応を気にし、自己主張しないから

と考えられているそうです。

上記のビリーフが「何故、イラショナルビリーフなのか、わからない!」という人は
プレッシャーをはねのけることができず、ストレスを抱えてしまい、会社に来れなく
なってしまう可能性があるので注意しましょう(^^)/

ようは、受け取り方なので、どうにかしてプラスにできるように頭を使えば
何とかなるような気がします。

#修行が必要かなぁ。。。(o|o)