いただきます | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、晴れ。ものすごーく良いお天気でした。

日中、家から駅まで歩きましたが、「もう4月?」と思うぐらい
暖かく日差しの多い道のりでした。

ただ、4月と違って感じたのは、「花粉」の存在でしょうか。
やはり、3月中は目のかゆみで花粉の存在を認識させられます。

本当は、クシャミ・ハナミズが出るのでしょうが、以前から飲んでいる
「ビーフォーレン」という、ハチが集めた花粉でできたサプリメントの
おかげで、クシャミ・ハナミズは出ないのです。

春の訪れを感じ始めると、世の中が目を覚まし始めるような感じが
するのですが、なぜでしょう?

生きているものの活動の起点が、春にあるからでしょうか。

一日中パソコンと向き合っていたり、工場の中で製品を組み立てたり
していると、生き物の存在を感じる機会が少なくなります。

でも、日本人は食事をとるとき、「いただきます」と言うことで、
生き物の存在、生命の存在を思い出すことができるのです。

「いただきます」の意味には諸説ありますが、私がそうだと思っている意味は、

“あなたの命を私の命にさせていただきます”

です。

最近は、インスタント食品や加工食品が多くなり、すべての食べ物が
生き物だったという実感を持てなくなっています。

でも、食べ物はすべて生き物だったと思って「いただきます」と言ってみると、
食事の味わい方も変わってくるのではないでしょうか。

すくなくとも、食事の際に「生命」との関わりを思い出すことができて、
無機質な、機械的な世界から解放されます。

このように、「命」や「心」に目を向けると、気持ちが落ち着いたり、
病が治ったりするから不思議です。

最近、「医者がすすめるやさしい座禅」という本を読んでいるのですが、
この本の中には、そのようなことが書かれています。

実際に、プレッシャーのかかる仕事を抱え不安に包まれているとき、
座禅のまねごとをしてみたら、心が落ち着いてきました。

人間の潜在能力なんでしょうね。

「生命」とか、「心」とか、「宇宙」とか。

まだまだ謎の多い世の中です。