子供の育ち方 | つねにコーチであるために

つねにコーチであるために

いつも話を聴く姿勢であり続け
いつも相手を認めることを忘れず
人として生ききることを目指している。
つねにコーチであるために、一期一会一日一日を大切に歩んでいます。

今日の天気は、晴れ。久しぶりに、寒さが緩んだようです。

昨日は、平成22年2月22日だと書きましたが、この話には、まだ続きが
ありました。

昨日は、比較的早く帰ることができたので、帰宅したのが22時の
少し前でした。

手を洗ってうがいをして、食事をし始めたところで、次女の携帯の
アラームが鳴り出しました。

どうしたのかと思ったら、22時22分22秒をこの目で見るのだとか(^_^;)

で、その1分前にアラームをセットしたらしいのです。

そして、いよいよ平成22年2月22日22時22分22秒のその時が来たのですが、
そこで長女がつぶやきました。

「みんなで記念にジャンプでもしてみますか」と。

それを聞いていた私は、

「娘も大人になったもんだ。そんなに面白いことを思いつくだなんて」

と、感心してしまいました。

#知らないうちに子供は育つんですねぇ(^。^)y-.。o○

そういえば、イギリスの教育実践家にA.S.ニイルという人が
いたそうですが、この人は、

「親は自分の歪んだエゴイズムを教育によって子供に転化する」

という趣のことを言っているようです。

ニイルさんのことを深く知っている訳ではないのであまり分かりませんが、

「子供は本来エゴイズムの塊だが、経験を通して成長して行く」

という信念を持っているようです。

なので、

「子どもを学校に合わすのではなく、学校を子どもに合わせる」

ということを言って、実際に「サマーヒル・スクール」なる世界一自由な
学校をドイツに設立したそうで、現在も運営されているらしいです。

このニイルさんが唱える信念ほどではありませんが、我が家の子供らは
比較的のびやかに成長したのではないでしょうか。

#少なくとも、父親の教育はサマーヒル並みかと思います(^_^;)

私の教育に対する考えは、このニイルさんが研究の末導き出した答えに
近いのかも知れません。

ニイルさんは、こうも言っているようです。

「子どもは愛することはできない。愛されることを求めるだけ。」

子供のために一生懸命愛情を注いでいるお母さんにとっては、
衝撃的な言葉ですよね。

でも、自分がどうだったかを考えてみて欲しいのですが、「恩」は
感じているけど、「愛」していたのかどうか。

大人になってから、「感謝」が「愛情」に変わることはあるかも
知れませんね。

いずれにしても、親子って切っても切れない間柄で、そのつながりは
一生続くのだから、大切にしないとですね。

でもって、子供を教育するときに「子供のために」と思って言っていることも
すべては自分のエゴなのだと知るべきなのでしょうね。

突き詰めると、子供は勝手に経験を通して育っていくのだから。