
この時期、スペインのガリシア地方ではなんとも風情のある露店が目に付きます。
大西洋とカンタブリア海から吹き付ける風で息も凍るような、スペインでも指折りの寒冷地。
この地の有名な都市は州都のサンティアゴ・コンポステーラといえばご存知の方も居られるかも知れません。
フランスから続く有名な巡礼地で世界中から巡礼者が何日もかけて徒歩で、ここサンティアゴに到着するのです。
ガリシアの田舎町では道端におおきな鍋とそこからモクモクと立ち込める湯気をみつけたら、
そこは蛸屋さん。
近所の人々がお鍋を持って買いにくる懐かしい風景がそこにはあります。
日本にもお鍋片手に買い物する時代がありましたね。
Alusaの幼少時代はボール片手にお豆腐やさんのラッパが
聞こえると母にお使いを頼まれたものです。
話は変わりますが、この茹蛸のつくりかたとってもシンプルで、
蛸をやわらかくなるまで茹で、茹でたジャガイモを皿に盛りその上に蛸の足をチョキチョキと切り盛っていきます。
あら塩とパプリカの粉オリーブオイルをたっぷりとかければできあがり。
スペインでは蛸をやわらかくするのに、一度冷凍してから自然解凍します。
そうすると、茹でてぎゅっと硬くなる筋肉の組織が破壊されやわらかくなるのです。
また、玉ねぎと一緒に茹でるのもありです。
極め付きはまな板に打ち付けたり、延べ棒のようなものでたたいたりして繊維をやわらくする方法も。
みなさんも、スペインに来られたら是非!この冷たい海で育った味のいい蛸を満喫されて下さいね。
