注意したいパッシブ運用の落とし穴 | 『独立系金融機関 顧客アドバイザーが語る!資産1億円以上の人が知っておくべき資産運用と失敗しない為の方法』

『独立系金融機関 顧客アドバイザーが語る!資産1億円以上の人が知っておくべき資産運用と失敗しない為の方法』

銀行、証券、保険、プライベートバンクなど金融業界の裏事情をズバリ解説!退職金の運用失敗!罠だらけの海外不動産投資、嘘だらけの海外投資詐欺など、独立系金融機関という中立公正な立場で投資助言を専門に行うアドバイザーの視点でお話しします。

日本の株式市場の値動きをなぞるパッシブ運用

 

その多くのパッシブ運用がベンチマークにするのが

 

TOPIX(東証株価指数)です。

 

 

注意したいのはその構成銘柄

 

TOPIXは東証一部に上場する約2000社の全てがその対象なのに対して

 

日経平均株価は

日本を代表とする225銘柄が定期的に入れ替えられ

常に時代に沿った企業で構成されます。

 

TOPIXに含まれる銘柄の中には

時代の変化に取り残された企業も含まれており

 

それらの企業が指数の足を引っ張ることもあります。

 

 

そのためこの10年でみれば

TOPIXより日経225の方が投資効果が高いというデータが出ています。

 

 

最近ではインデックスファンドやETFが個人投資家にはもてはやされていますが

その中でもTOPIXに連動させているのか
日経225に連動させているのかで同じパッシブ運用商品でも

 

異なった運用結果になることがあります。

 

 

手数料の安さだけで判断せず

是非こうしたベンチマークや運用指標などにも注目して

商品選択をしてみてください。