投資商品が溢れています。
ネットや投資クラブ、知人からの紹介など
様々な方法でそうした情報は手にすることができます。
しかし最も重要なことは
「その投資案件が安全なものなのか?」
とうことです。
投資であれば必ず運用リスクは付き物ですので
絶対安全な物はありません。
ここで私が言っているのは
運用リスク以外の詐欺的リスクのことです。
本来こうした詐欺的リスクは
まともな金融機関を介して商品を購入していれば
おおよそは防ぐことができます。
しかし海外投資などの
金融機関を介さない商品はこのリスクが大幅に高くなります。
通常、我々のような金融機関が他社の投資案件を取扱う場合
「デューデリジェンス」という会計会社や専門の調査会社を使って
案件の実態調査を必ず行います。
パンフレットやホームページなどは
幾らでも良いように誤魔化すことができますから
それが真実とは言えません。
例えば
「過去3年間は毎年20%の運用実績を出してます!」
こんな売り文句の案件があったとします。
「過去の運用実績の表やホームページもありますので....」と
安心を誘いますが
それ以前に
その情報の信憑性はあるのか?
というところから我々は入ります。
データであれば幾らでも改ざんはできますし
それが真実かどうかは当人らにしか分らないことなのです。
その為に案件の前に
会社の登記簿や決算書、役員名簿
代表の身元、経歴などなどあらゆる公的書類を請求します。
もちろんこれには
多大な時間と費用がかかりますが
商品を取り扱う(紹介する)側の責任として
これは至極当然の事なのです。
しかし、
皆さんのところにくるそうした情報は
恐らくまともな調査がなされないままに紹介されています。
海外投資の9割が詐欺
と言われている理由はそこにあります。
我々がクライアントに紹介する商品は
そうしたデューデリを行って安全が確認できたもののみをご紹介しています。
勿論、詐欺リスクと運用リスクは別物ですので
それが必ず儲かる商品とは限りませんが
その点は投資家のリスク許容度に合わせて提案させて頂いています。
違法仲介業者の多くは
「紹介して契約させて手数料を貰えばお終わり」というのが基本ですから
その後、ファンドが破綻しようが投資家が詐欺にあおうが関係ないというところが殆どです。
個人では少しハードルが高いですが、
皆さんも海外投資の際は必ずデューデリを行ってください!
大切なお金を託すのですから
大切なお金を託すのですから
これは当然にやらなければいけません!!