Walkin' (Esquire) / Miles Davis
昔々のそのまた昔、看板屋でアルバイトしていたころ、年配の社長さんは、
そのころ流通し始めたファックスについて根本的に理解が出来ないらしく、
わけがわからんと呟いて社員から慰められていました。
あれから幾年月。
子供の遊ぶwiiをネット接続しておいてくれと友人に頼まれ、
「??」半信半疑で言われたとおりに設定してみると、
テレビ画面を通じてその友人宅とゲーム対戦をすることが出来る時代になっていたのでした。
アナログ視聴の期限切れ間近で購入したブルーレイデッキでは
携帯電話からテレビ番組の録画予約ができるようになっています。
(これって当たり前なんですか?)
「全く理解できん」
あのときの社長の呟きが僕の口から蘇りました。
進化の速度は、さながら歩くスピード(walking)でなければ大半の人類は
置き去りを食らうのではないでしょうか。
いま僕を鼻で笑ったあなた、
10年20年後には、きっと僕と同じ呟きを口にすることでしょう。
いやさ、必ずです。!
※掲載盤は緑と白のツートンが印象的な英ESQUIRE盤のWalkin'別ジャケです。
ゆずのスキャット
息子の弾く鍵盤ハーモニカに合わせて歌うフレンチブルドッグの愛犬ゆず(雌1歳半)です。
世の中広いもので調べてみると歌う犬は珍しくないみたいですが、
まさかいつも舌を出して寝そべっているばかりの怠惰な我が昼寝犬に歌心があったとは!?
スキャットを決めているさまは、まるでジャズシンガーのようです。
レコードの紹介を一寸休憩して、ひさしぶりの「余話として」でございました。
(・・。)ゞ
Ella & Louis (Verve・Engel Record)
ペラジャケは、まるで群れを成して生息する生き物のように、
中古店エサ箱で一網打尽にして捕らえることが、ままあります。
(同一人物が一度に手放しただけの話ですが)
都内各店を徘徊したあと、(金銭的に)疲れきって入った最後の店でこういう出会いがあると、
たとえ安価なペラジャケ盤でもうれしさ半面困ったものなのですが、
ここぞ頑張りどころ!と結局は買うんですけどね。
昨年末にも似たような経験をし、その時に買った中の一枚がエンゼルレコードでも珍しい別ジャケットのこれ。
ベツレヘム音源をメインとしたエンゼル盤ですが、ヴァーブにもあるんですよ。
いつだったか、車でこのアルバム中の「Cheek To Cheek 」を何度もリピートして聴きながら
一人で盛り上がっているときに検問にあったんですが、
別れ際にお巡りさんから「いい歌ですね」と言われたことがあるんですよ、
なんだか気分がよかったですね、わかってもらえたような気持ちがして。

