Green Dolphin Street (Riverside) / Bill Evans
そこまでこだわる必要があるのか?って話だけれど、
人気のこのレコードは2度発売されており、所有はセカンド盤。
その昔、マイルドセブンだったかのCMで流れた
「あなたと夜と音楽と」よりも、
僕の好みは表題曲のGreen Dolphon Streetの方で、
食後の一服のような清涼感があって何度聴いても心地よい。
品薄のセブンスターが売っていたら頼むと友人に言われ、
10数年ぶりにタバコを買う時にこのレコードを思い出しました。
綺麗な写真だろう?と言って子供にジャケットを見せたら、
笑いながら「子供が立ち○便してるみたい」と言われました。
なるほど、
未来を担う感性にはオヤジのビジュアルなど遠く及びません。
Gettin' Around (BlueNote) / Dexter Gordon
35年ぶりにひょんな事で再会した古い知人から、小学生時代の担任の訃報を聞きました。
大嫌いな先生だったのにこの偶然は?と感ずるものがあり、
いままで同窓会の参加に消極的だった僕が、
率先してクラスメートに連絡を取って墓参りの段取りをしていました。
GWが明けた頃には、懐かしい顔ぶれ達と共に先生の思い出話に花を咲かせることでしょう。
幾枚か所有するDexter Gordonのオリジナルの中でも、一番最初に購入したのが大好きなこれ。
当時最新だった幻想的な名曲『Tnya』の入った4176番One Fright Upの直後に
まるで相反したかのような、オーソドックスなスタイルの本盤の録音を最後にBLUENOTEを去った
ロングトールデクスター。
なるほどと思わせるミディアムスローを集めた選曲はあたかも回顧録のようで、
懐かしい思い出を寄せ集めたセピア色の写真集のように、美しいものばかりです。
Basie & Zoot (Pablo)
聴き方によってはベイシーのピアノを「弾き過ぎだ」と感じる方もおられるかと思われる本盤も、
自身のピアノを久方ぶりにスモールコンボで披露できる喜びからだと彼の気持ちを酌みとれば、
思いも変わり愛聴盤にまで一足飛びにランクアップしようかというものでしょうか。
僕もいつも注意をしていることではありますが、
心の持ちようでアルバムへの評価など容易に一変するものであり、
安易な駄目出しは、結果自身の守備範囲を狭める事になりますね。
パブロでのZOOTはいつかまとめて掲載しようと機会を狙っていたのですが、
このアルバムが大好きだとおっしゃる方と先日一献傾けて大いに盛り上がり、
余韻の冷めぬ前にこれだけは先に掲載しようと思いを改めることに。
いい酒でした、次はどぜうでやりませぬか。