Elis & Tom (Philips) /E.Regina & A.Carlos Jobim
その道でメシを喰らっている人間だから気が付くのか?
通るたびに首を傾げていた、近所で建設中の驚くほど安普請な請負住宅。
家内も気が付いて僕に聞いてきたほどなので、
誰の目にもある種、特別な建物であるという認識を持たれていたことだけはあきらかなようです。
個人的な趣味と懐具合に茶々を言える立場ではないですが、
周囲との『調和』は建築デザインにおいて大きなウェイトを占めるはずで、
これはちょっとなぁと不思議な気持ちでいたのですが、
竣工パーティ中に偶然通りかかり、家から出て記念撮影を撮る若夫婦の笑顔をみて思いを改めました。
本人たちが満足していればそれで充分ですよね。
間違っていたのは僕のようでした。
奥さんの楽しそうな笑い声を聞いてレジーナが楽しそうに歌う『三月の水』が頭をよぎりました。
今の季節に、丁度いい。
今日はレジーナの誕生日です、これまた丁度いい。
Alligater Boogaloo(Blue Note) / Lou Donaldson
5年前と全く同じセリフを吐いて始まった85歳のパパルー改め
『グランパパルー(勝手に名付けてます)』のBlueNote東京3月9日(金)第2部の公演は、
1時間20分に渡って僕の五感を刺激し続け、
快感と恍惚に満ち満ちた、充実した時間を与えてくれました。
予想通り、希望通りに。
ハードバップの幕開け当初から名手として活躍し、60余年の長きに渡って
活動を続けるジュラシックな(いや、失礼!)彼の演奏は、迫力満点。
whiskey drinkin' woman
over the rainbow
green dolphin street
gravy train などを演奏してくれました。
ラストのalligater boogalooが終わって引き上げても興奮冷めやらぬ観客の催促に、
『充分満喫しただろ?アンコールとは無粋だな』
そんな感じで再登場すると、
cherokeeを2分にぐっと濃縮して演奏、そしてさっと右手を上げて引き上げて行きました。
あれこそがダンディズムってやつだな、
きっとそうだ、間違いない。
※ジャケットのサインは先々回の来日公演で貰ったもので、僕と息子の名前両方が入っている宝物です。
Miles Ahead (Columbia) / Miles Davis
過去の経験から取捨選択をしながらも、
飽くることなく購入を続けている国内初期盤の愛すべきペラジャケットたち。
色々紹介してきましたが、
希少性で言えばMilesDavisのColumbia盤の中の数枚も、その最右翼と言っていいでしょう。
今まであ~だこうだと偉そうに御託を並べて紹介しておきながら、
このMilesAheadのペラジャケはつい最近になって先輩から譲り受けるまで、存在すら知らなかった珍盤。
今回は2段目のMilestonesを掲載する予定だったのですが、
土俵際のうっちゃりよろしく、MilesAheadを上段に差し替えました。
ついでですので今まで紹介してきたColumbia盤も併せて掲載します。
Someday My Prince Will Comeのステレオ盤は稀に見かけますが、その他はなかなかどうして。
盤が厚い、ジャケットの色彩に独特の風合いがある、音質が他の国内盤よりは上質である。
こんなところが蒐集対象にしている理由です。
もし街で見かけましたなら、手に取り仔細に眺めていただきたく。
↑先輩も一度しか見たこと無いと言ってた珍盤。
↑できれば写真クリックして着色されて柔らかくなったマイルスの表情を見ていただきたい。
↑映画のジャケットですね、ポワチエとドロシー・ダンドリッジかな?このレコードも、見ないっす。
↑お気に入りはこれ。
吸い込まれるようなワインレッド色のジャケットはオリジナル盤と隣り合わせで大切にしています。
↑上記のセカンドジャケット、上記と全く同じ。これを探している人が案外多いと伝え聞きます。
↑モノより200円高いステレオ盤(1700円)。時代を感じます。













