ルノワールによって描かれたシスレーの肖像 1864年
年号からすると、この肖像画は、シスレー25歳の時という計算
になりますが、25歳の若者というイメージよりは老けて見えます。
ビジョンで視えた『洪水と舟』と思われる絵の前に座る男性は、
髪型や、髭(男性にも髭があった)などは似ていましたが、
かなり年配の男性、という印象を持ちました。
彼がシスレーだとするならば、この絵を描いた当時(1876年)
37歳のはずです--年相応には見えない肖像画は、視えた
ビジョンがそれほど荒唐無稽なものではないという根拠にも
なるような気もします・・・個人の見解ですが・・
『画家』であること
時代は 18世紀初頭~19世紀末までの間
男性--
印象派の絵 であること
油彩 であること
風景画 静物画 但し人物画は無し
(風景画以外の作品は20点にも満たない
シスレーの作品をいくつか調べた結果、人物を描いたものは
あっても、人物画、肖像画的なものは見つけることができま
せんでした。
得た他の情報もほとんど合っていたように思います。
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鑑定させていただく中、時に、Sさんのように、歴史に
名を残す人物が前世だったという方に出会います。
それも、Wikipediaに載っている人物だったりして、
苦労することなく記事が書けますので(ほとんどコピペ)
有難いことです!!??
(過去記事を読んでいただければ幸いです)
また、そのような人物が マリーアントワネット など『超』の
つく有名人でなかったりすることが何故か多く、必然的に
調査が必要となり、その結果、歴史に埋もれてしまっては
あまりに勿体ないと思うことばかりで、少しでも多くの皆さん
に知っていただきたいという思いは、日々(年々?)増す
ばかりです・・・
今回のアルフレッド・シスレーに関しては、Sさんがメールで
言及されていた件
>特に私はなぜかオランダのデルフトや、そ
>画家たちにに小さな頃から興味があって、このブロ
>デルフトが出てきて、これは(勝手に)何かのご縁なのでは
>とメールをしてしまいま
『画家』のキーワードがご縁となったことも、今では納得です。
次回は、Sさんからのメールをご紹介させていただきたいと
思います。

