太陽の王国(10) ~ 臣民を愛する理由 | 前世の記憶を辿る Past life memories

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元ブログ『前世の記憶』の続き。
前世の記憶では前世以外のカテゴリーも様々書きましたが、本ブログは、
前世関係に特化させたいと思っています。

ファラオが治める街は、オアシスのような美しい街だった。

ヤシの木など、背の高い青々とした木々に囲まれている。

 

 

王宮に沿うように走るナイルの支流は、本流と同じ豊潤な水量を誇っている。

そのナイルがもたらす恩恵を受けた土壌が、オアシスのような街を産んだ--

 

 

シェションクが命を懸けて守ろうとした理由は、その美しい街を失いたくない

一心もあったが、何よりそれは、臣民への感謝の徴だった。

 

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妹のアンケセンが生まれた年、農作物の収穫が極端に落ちるという不幸に

見舞われた--それが回復するまでの1~2年、先代の王は、民と苦しみを

共にした。民が飢えることの無いよう王宮の貯えも総て与えた。

--が、それが原因で、兄妹の父母(先代の王と王妃)は体を壊し、命を

縮める結果を招いた・・・

 

幼いシェションクは、その当時の出来事を全て記憶していた。

--臣民の、先代の王への感謝と敬意、王の民への愛・・

父母の死は悲劇だったけれど、彼らの意思を継ごうと心に固く誓った。

 

太陽神を祭り、祈りを捧げることによって農作物も回復、総てが好い方向に

巡り始めた矢先の事故だった・・・