すでに競技は終了しているので、今さらですが・・・
スノーボードの種目のひとつに
スロープスタイル
というのがあることを、今回の平昌で初めて知ったの
ですが、あまりの面白さに、夢中になって観てました!
それも、男子に限り--
別に偏見ではなく、男子の難易度が、女子より極端に
高かったから、というだけのこと。
金メダルに輝いたのは、アメリカの高校生
17歳の
レッド・ジェラード
2回目でトップに立ったカナダのマクモリスがカッコイイ
(滑りが)と押していたら、最終的に6位に陥落、同じく
カナダのパロットは、1回目、2回目とも失敗、3回目
(ファイナル・ラン)で成功、2位に浮上して銀メダル・・
17歳が金メダルに輝いた理由、他の選手との違いは
高難度な技は無論の事、ミスも無かった(着地など)こと
が評価されたのでしょう。
レッド・ジェラード 金メダルへのファイナル・ラン!フル
素人なのでそれ以上は判らないので、プロの記事を
引用させていただきます↓
ジブセクションではあえてヒップを利用し、レールを飛び越え
ながら放ったフロントサイド・インディがとてもスタイリッシュ。
さらにファーストジャンプでは、飛び出し口がねじれている
通称ウータンキッカーでアプローチラインの流れに逆らった
回転方向へ回す、スイッチ・バックサイド1260をクリーンに
メイク。レギュラースタンスのレッドはスイッチスタンスで進入
しているので、右足を前にした状態でヒールエッジに乗せ
ながら進行方向へ腹を向けるように回すキャブスピンの
ほうが回しやすいのだが、それとは反対のスイッチバック
サイドへ回していることが大きなポイントだ。セカンドジャンプ
でもストレートジャンプではなくヒップジャンプを選びフロン
トサイド・ダブルコーク1080、そしてラストジャンプではバック
サイド・トリプルコーク1440と高難度な技もしっかりと繰り出した。
クリエイティビティとテクニカルとが融合された滑りが世界一に
評価されたということである。
スノボ競技でも、ハーフパイプは、ソチで平野選手や平岡選手が
メダルを獲っていたので勿論知ってはいましたが--以前は、
そもそも、スノーボードをする人達に好感を持っていませんでした。
--スキー場では危険な存在だったし、スポーツと呼ぶには、
くだけすぎな感じもしたりして--
が、いざ、オリンピックでの選手達の超絶技を観てしまうと、
1260°(トリプルアクセル~フィギュアスケートかっ!?)や、
1440°(4回転) などのエア(回転技)が、スリリングで
派手で、カッコイイのです!
彼らとシロウトとは一緒にはできないのだ、と、よく解りました。
平野選手の高難度技
ダブルコーク1440°× 2回
グラブも完璧で、本来金メダルのはずなのに・・
今回、ショーン・ホワイト選手に対する誤審疑惑(グラブが
不完全)が囁かれていますが、ハーフパイプ競技の採点方式に、
技ごとの採点基準が無く『見た目』で決められてしまうことが
原因らしい。
これでは、以前のフィギュアスケートの採点方式の問題点と
同じで、変えていってもらわなければ、平野選手のように、
泣きを見る選手が後を絶たないどころか、選手のヤル気まで
奪ってしまうことになるでしょう--
あってはいけないことですよね。
平野歩夢 銀メダルラン!フル
グラブの部分しっかりと映ってます↑
ま、いろいろ判らなくとも楽しめるので、今後、オリンピック以外でも
観られる機会が増えてほしいものです。
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今日行われた男子ショート・プログラム
日本人選手に関しては、報道だけでお腹一杯です。
ネイサン・チェン選手の凋落(17位)にはびっくり・・