今日半日かけて、やっと『MOZU Season1&2』の全てを見終わった。
上の画像は Season2~幻の翼 からのもの--
妻に関わる作戦の真実を知りたいあまり、暴走する倉木を止めようと拳銃で威嚇
してきた大杉(香川照之)。
対してそれを意にも介さず無視して通り過ぎようとした倉木に再び銃口を向けたが、
倉木もまた同時に、振り向きざま大杉に銃口を突きつけた--
前回載せた、室井警視監(生瀬勝久)の額に銃を当てた画像もそうだが、このドラマ、
拳銃の構え方、使い方が妙にリアルで--特に前回載せた画像は、西島のシルエットを
見ればカッコよさを追求したというよりも(実際、カッコいいシルエットだとは思うが)
何度も書いているように リアリティーを優先させている ように思う。
それが、実に新鮮で、逆にカッコイイ。
--『西島秀俊』という俳優に関して、個人的には興味を持つことがなかった。
(なんだか、書きたいことがありすぎて、飛躍ばかりしているようですみません。
少々辛抱して読んでくださいませ・・(;^_^A)
昨年、最後の独身大物俳優のひとりがついに結婚、と話題になった時も、あ、そう、
ぐらいにしか思っていなかった。なので、ドラマ、映画など彼の出演作をひとつとして
見たことはない--
イケメンであることは見ればわかる--そもそもイケメン俳優が昔からあまり好き
ではなく、『カオ』だけで売れてるだけ、ぐらいにしか思わない習癖があった。
もちろん偏見なので自慢できることではありませんが・・
そんな時『ダブルフェイス』を見て、心底驚いた・・!
役と本人の区別がつかなくなるほどのリアリティー・・ヤクザ組織に潜入する
捜査官だが、ヤクザになりきるため身体もそれなりに作り・・
まぁ・・イケメンへの偏見がフッ飛んだ・・!
『MOZU』でも、常に無精ひげを生やし、さんざんタバコを吸いまくり--
頭はキレるが、信念を曲げない頑固モノ--秘かに想いを寄せる明星(真木よう子)
の女心などにもいっさい頓着しない(気づかない?)
イケメンのイメージとは真逆のイメージを演じている。
が・・・そんなぼさぼさのスタイルで登場しているにも拘らず、他の俳優と並んでも
かっこ好さは際立っている。
腐っても(失礼!)イケメンだ--と--逆に壊したイメージの方が、若いころの
西島秀俊より、個人的にははるかに好いと思ってしまうほど。
というわけで、『ダブルフェイス』と『MOZU』のおかげで、キャラクターと混同している
部分も大いにあるとは思うが、西島ファンになった!!
その西島--映画バカ等言われるほど仕事熱心--
以下に羽住英一郎監督とのインタビューが載ったページへのリンク貼りました。
西島秀俊VS羽住英一郎監督 “映画バカ”はどっち!?
~男が見てかっこいい男、というのを西島さんにやっていただきたかったので・・
という件、女から見てもかっこいいよ、と言いたい!