今回は、矛盾する2つのキーワードがついて回っている。
『王妃(=ファラオの妻)』 であり 『姉』 である
『天文学』 であり 『占い』 である
など。
天文学と占いに関しては、(16)で解決している。
セレネの身分等については--ふと、『空の彼方に』の事が頭をよぎった。
実在の人物から、偶々名を借りただけだけのつもりが、本当にその名の
人が、視えた前世の人物に限りなく近いと思われる人だったという経験・・
今回も、かなり安易なやり方だとは思ったが、もしかして--と思い、歴代
ファラオの年表から、ひとりひとり当たっていった。
すると・・・
紀元前30年、クレオパトラ7世とローマのカエサルの子、プトレマイオス15世
(カエサリオン)を最後に、プトレマイオス朝が終焉を迎えるまでの間に、
『セレネ』という名を、一人だけ発見することができた。
クレオパトラ・セレネ1世 もしくは クレオパトラ5世セレネ
在位紀元前115年-紀元前107年
彼女は、プトレマイオス9世の姉妹であり、妻である と書かれていた・・
