望んで占い師になったわけではない・・
どのような職業でも、取り敢えず自分の意思というものが前提として存在
するはずだと思うので、それが違うという事になれば、誰かの力が働いて
強制されている?それとも?
--不確実な要素を残して鑑定に入れば、集中できないことは判り切って
いたので、再度--しつこいようでもメールを送らせていただいたが、折り
返し届いた返信には、明確な理由が書かれていた・・
自分の意思に反して、占い師になった理由--
資格も技術も取得して学校を卒業、就職したFさん--順風な社会人生活
を約束されていたはずなのに、有り得ない困難に見舞われる。
何も落ち度がなかったFさんに、法的な責任を負わせようとしたその企業--
危うく難を逃れはしたものの、退職を余儀なくされる。
次に就職した会社も、突然の職場環境の悪化、加えて家庭の事情などで、
これもまた辞めざるを得ない状況に・・
その後、職探しをしても、何故かうまくいかず、ご本人もメッセージに書いて
いるが、運命論は嫌いだが、運命ではないかと思わざるを
得ないような出来事に加え、さらに、その運命としか思えない出来事は続く。
職探しに奔走する中、何故か、思わぬ道が拓けていくのだ。
--それは、幼い頃から気づいていた能力--その能力を生かす道--
本人がその能力に気づいてはいても、夢にもそれを生業にしようなどと思った
こともない、その道だった。
ご本人のメッセージに書かれている。
>それでも占い師になろうとは考えも及びませんでした。
>私の能力についてお尋ねでしたが、これは多分生まれつきです。幼少期
にはもう見えていましたから。その後、特別訓練をしたことはないです。
>自分でも眉唾ですが、オーラ(のようなもの?)の意味も自分で統計を取っ
てみて、この色の人にはそういう傾向が多いと知っただけです。
>占いは否定したくて調べているうちに身に付きました。だから、周りも私が
占い師になるとは思わなかったのです。
>結局、望んだ道は全て絶たれたのに、占いの道だけがする
すると拓けていっています。こうなると、もう前世に何かあったのかと思
いたくなります。
>前世に何かあったのかとも、と思えるもう一つの疑問は、初めて見たはず
の占いの理屈や使用する暦などが、少し説明を読んだだけで理解できて
しまうところです。
>これは占いの道に導かれ始めた時、知り合った他の占い師さん数人に
指摘されたことです。
--初めてFさんのメッセージを頂いた段階では、これほど不思議なお話が
聞けるとは、夢にも思っていなかった。
自分の意に反して占い師になった経緯は、私がその立場であったとしても、
確かに運命と思うかもしれない--何より不思議なことは、初めて見たはず
の占いについて、すでに知っていたかとも思える内容--
この返信でご依頼の核心は掴めたので、早速鑑定に入らせていただくこと
にした。
・・・しかし、最初に視えてきたのは、お尋ねの答えには程遠いと思われる前世--
そのため、今回は、通常とは別のやり方を試すことにした・・