海辺の家⑧ 母の嘆き | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。


ローラの物語の前に視えたビジョン--


物語が視えていた時、これは、彼女が成長した姿だろうと想像していた。

--しかし、最終的に病床に伏すローラは、十五歳の彼女のままの姿で視えていた。

なので、そのまま命を絶たれたとすれば、成長した姿は視えないはず。




実際のところ彼女がこの後、病で亡くなったという確実な情報は得てはいないが、やはり

早世したのではないかと考えている。


主な理由は、何度トライしても、その後のローラの人生が視えてこなかったことだが、もう

ひとつには 青年の存在 がある。

彼に関する次のような情報が、その結論を導くことになった。


この青年は病気の療養のため、別荘にいた。

--彼自身は、奇跡的に治癒したが、もともとは 感染性 のものだった。

ローラが好意を抱いたこの青年の病が、不運にも彼女にうつってしまう・・・


成長したローラと思われるビジョンについては謎が残るが、最終的に感じたことは、熱に

浮かされたローラが見た幻覚--もし生きて、恋をするなら白馬の王子様が迎えに来て、

そして結ばれるーーという年頃の少女らしい願いを 絵 して見たのではなか、という

ことだった。


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若くて愛らしい少女が、花のような瞬間に命を奪われる・・


悲しい結末だが、心癒されるビジョンは、二人の両親が揃って彼女の病床にたこと--

しかも、心優しい父は無論のことだが、父よりも、あの冷酷にも思えた母が、我を失い、取り

乱していたこと--


--彼女は冷淡だったわけではなく、子どもとのコミュニケーションの取り方が判らなかった

だけだったのかもしれない・・・