『空の彼方に』 の背景についての検証は、前回を持って終わりである。
物語の透視と並行して調査を続けていたが、今回はしばしば受け取る キーワード は無
かったものの 幕末 地震 上方 西洋の学問 人斬り etc... 様々なテーマが同一線
上に存在し、検証の苦労はしても、最終的には判りやすい結果になったように思う。
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今回からは、物語の検証とはまた違う、依頼者側からの検証 について載せたいと思う。
依頼者の方には、ブログがアップされるまで物語の内容については伏せていた。
そのため、前世の人物像や内容についての思いは、物語が始まらない限り、私は知ること
はない。なので、物語を読んで何か感じた事、違和感も含め、メッセージで伝えてほしいと
事前にお願いし、了承を得ていた。
というのも、鑑定は私自身の前世ではないため、受け取る情報は、ただ受け取るのみで、
私の中で何らかの化学変化を起こすものではない。
当事者である依頼者にしかわからない何かーー化学変化を生じさせる何かがあるはずで、
それは同時に、視ているものが全く見当違いかそうでないかの指針になる。
厚かましいお願いにも拘らず快く受けてくださった依頼者である奥さまのYさん・・
ブログをアップしてすぐに届けられたメッセージには、ご主人の人柄ーー誰からも
『優しそうな旦那さん』 と言われるほどーーからは想像もつかなかった 『人斬り』 の
イメージでありながら 一時期、『殺陣』に興味を持ち そういった関連の番組を
録画していたり、木刀を部屋で振り回していたことがあったと告げられたと書かれていた。
また、奥さまの前世が男性だったという事に対して違和感が無かったそうで、それは、
幼少時、自分が女であったことに違和感を感じていたこと、また、ご主人との出会い時に
感じた不思議な感情は、
『恋い焦がれた相手に出会えたトキメキではなく、身内もしくは同志 に
やっと会えた懐かしさに心躍る』
だった、とのこと。
全てを前世に繋げるわけにはいかないものの、全く何も判らない状態からビジョンを視る私に
とって、このような事実を告げられることに対して、安堵のようなものを感じてしまうのだ・・
to be continued...
