物語の時代背景について
最初に見えた 浪人 の姿から、江戸時代であろうことは想像がついたが、ではどの辺り？と
いうことまではわからない。
そこで、物知りの夫（自称！実際は結構アバウトな知識しか持っていない）の意見。
「江戸時代は 殺し など稀だった。治安が非常に良かったから。」
・・ホントか・・？
そこで 江戸時代の犯罪発生率 について調べてみた。
※知恵袋の答えではありますが
地域や時期にもよりますが、江戸時代の江戸市中は非常に治安がよかった
ことで知られています。
商家の手代が集金の帰りに袋を道端に置いて遊んでいても、平気な位だった
そうです。
これは｢五人組｣などの相互監視システムや厳しい刑罰なども影響していたで
しょうが、犯罪の原因となる貧困に対しても相互扶助を義務付ていたことも大
きいです。
武家地には100m～200ｍ間隔で大名などが出す辻番、町人地には各町内に
自身番（交番のようなもの）と木戸番を置き、夜10時には木戸を閉めてしまい
ます。他所から不審者が来ればすぐ判るようになっていました。また、髪結床
も通りの監視の役目を担っており、営業中も戸を開放したままで、不審者の
通行などを監視していたので、治安は極めて良かったと言えるでしょう。
等の意見で占められていた。
なるほど・・ならば、人斬りで考えられるのは、知識の薄い私でも思い浮かぶ
幕末 かーー？
浪人の姿のみでは解明困難な時代背景を、少年時代に遡って見た光景が、謎解きの重要な
キーとなる。
ポイントは、④の『惨禍』で視た
地震 だった・・