空の彼方に⑩ 幕末 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。


『血判状』 にサイン?する・・・なんとも鬼気迫る状況 ではないかーー

いったい、どんな事情からこのような事になったのかーー


全くの素人でしかない私が視るビジョンは、実は、線で繋がっていない、個々のビジョンの集ま

りでしかない。しかも、時系列もばらばらなため、ビジョンだけを追っても答えーーつながりのあ

るひとつの物語にはならない。

まして、その時代の歴史、文化に詳しくなければ尚更で、さらにあまり詳しくない私の薄い知識

でそれを繋げようとすれば、とても困難な作業を強いられることになる。

ーー逆に薄いことで、勝手な推測に透視を邪魔されない、という利点はあるかもしれない。


そこで、視えた衣装、事件等を手掛かりに、歴史を辿るという作業をして何とかビジョン達の意味

を明らかにしていく。

今回も、点と点を線で繋げるため、調べたり歴史に詳しい人達に尋ねたりしてみたーー結果は・・

血判状 と聞いて、新撰組を想起される方も多いかと思う。


舞台は 幕末


詳細は、物語が終わった後に書こうと思うので、以下の件のみに止めておきたい。


前世の男性が上方に上った当時、政治の中心であった京都には、諸藩から尊王攘夷・倒幕運

の過激派志士が集まり、治安が悪化していた。

自分の属する藩の、京都に置かれた藩邸を訪れた男性は、そのような時勢の中、剣の腕前

われて 『人斬り』 の仕事を得たと推測される・・


ただ、血判状のシーンでは、彼の心は普段通りで、悲壮感漂う何かを感じることは一切なかった。
この時の彼には、後に彼を襲うことになる凄まじい風景など、全く見えていなかったのだ・・・