空の彼方に⑨ 血判状 | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。


上方への道中転がり込んだ茶店ーー家族を持ち、そのまま平穏な人生を送ると思われた

前世の男性。


ーーしかし、些細な事件から、その人生の舵を、思わぬ方向に大きく切らざるを得ない状況

に追込まれる・・・。


彼が頼るものは 剣の腕一本 ーーー


田舎では何の役にも立たないが、上方に行けば、何かしら仕事にありつけるだろう・・

ただ、今回は甘い夢ではない、家族の命運を賭けた 命懸けの求職? である。

故郷を発って以来、数年ぶりとなる今回の旅はしかし、なけなしの蓄えから妻が用意して

くれた路銀のおかげで、空腹に苛まれることもなく、無事、上方に着くことができたようだ。



ーーしかし、いきなり現れた(視えた)のは


血判状


の文字ーー共に視えてきたビジョンは、とある和室(広くない 6畳かそれより狭い)。

前世の男性が立て膝をし、和紙の上に筆で名まえを書いている場面ーーー

同じ部屋には、他にも人がいるようだが、立ったまま遠巻きに、その様子を見守っている・・