故郷へ⑬ ビジョン | 前世の記憶 ~Past Life Memories~

前世の記憶 ~Past Life Memories~

占い師や精神科医に頼ることなく、自力で前世を蘇らせる方法。

他 映画、音楽、スポーツ関連記事も書いています。


提示された課題ーーー


港で息子を見送ったのが、一男との今生の別れ(前世での今生!?)となってしまった母。

この結末が意味するものは 一男の死 である・・・


私は、前世を様々見ていながら、自分の前世も含め、その人物の 『死』 にまつわる

ビジョンを視ることがほとんど無い。

それは、自分が無意識に避けているのか、視るのを怠けて?!いるのかーー理由は

定かでない。


しかし今回は、一男が本当に死に至ったのか否か、それが判らなければ、再び、全て

が振り出しに戻ってしまうことになる・・・死に関するビジョンなど、なんと冷酷な話を持

ち出すのだろう、とひんしゅくを買われるかもしれないが、逆に曖昧に終始すれば、想

上の物語で終わってしまうだろう。


いつもなら、特に視ようと意識しないこのテーマについて、敢えてトライし始めたーー


・・・予科練 ならば 『特攻』で散る というのが、前世を抜きにしても、定番のよ

うに思える・・・が、どう頑張っても、そのようなビジョンは まったく視えてこない ・・


では、いったい・・?


ーー簡単には視えてこなかった。


集中するため、再び夜の散歩に出かける。

30分程度の道のりーーあと5分で自宅、という所で、突然それは訪れた・・!


そこは、教室ーー

恐ろしく巨大な鉄の塊ーー爆弾と思われるが、砲丸のようなものを叩き

まれたような感覚だった・・!予測もはるかに凌駕した衝撃が、教室の壁と窓を

襲った・・・!

一撃で、何人が命を落としたことだろう・・

続いて 機銃掃射 続いて真っ赤な炎が閃き 赤い雨? が、空が見えなく

なるほど、あたり一面大量に降り注ぐーーー

機銃掃射の銃弾も、爆弾と共に降ってきて、窓ガラスは飛び散り、全てを

めちゃくちゃに粉砕していった・・・・・・・


ーー歩きながらこのビジョンを視た私は、砲丸の衝撃を受けた瞬間、バランスを失った。

リアルな感覚に悪寒がし、その恐ろしさに何度も鳥肌が立ち、しばらくまともに歩くこと

きなくなってしまっていた・・・